ウイルス感染症の猛威が収まりません
メンタル的に、かなり疲弊している人も多いでしょう
日本だけじゃない。もう世界中ですね
ネガティブなオーラに包まれている
健康面での不安を持つ人。経済面で悩みを抱える人。さまざまでしょう
今日は、「最悪」と思ったとき、どのように対処すればよいのか、考えてみます
なにが「最悪」なのか?なぜ「最悪」なのか?
「最悪」と感じるからには、なにか理由があるでしょう
芥川龍之介のように、漠然とした不安、ということでもないですね
自分が最悪の状況にあるとすれば、
いったい、なにが最悪なのか?
なぜ最悪なのか?
これを考えるべきですよね
ここをあいまいにしてはいけない
なぜ、最悪なのか?何がまずかったのか?どこでつまづいたのか?
例えば、会社の経営者さんの場合
確かに、コロナウイルスの影響は、売り上げに大きなマイナスとなっていることでしょう
しかし、コロナの影響が本格化したのは、おそらく3月に入ってからでしょう。観光や飲食、宿泊など、敏感に影響を受けた会社であっても、せいぜい中国の春節前くらいからではないですか?
それまで、日本はオリンピックを前にして、インバウンドでそれなりの恩恵を甘受していたのではないでしょうか
たった1ヶ月も経っていないのに、会社経営がおかしくなるのはなぜ?
実は、コロナの影響よりもむしろ、企業としての収益体質に問題はなかったか?
日本の大企業は、それなりの内部留保を積んでいるといわれていますが、自分の会社ははたしてどうだったのか
そんなことを今一度、冷静に、シビアに考える必要があるのかも
そして、
今すぐに解決すべき問題は何なのか?それを洗い出す必要がある
安倍首相が、コロナ対策のセーフティネットを制定し、日本政策金融公庫や民間金融機関が資金支援すると発表しました
しかし…
もともと業況が思わしくない会社を、公庫の担当者が無条件で融資支援してくれるものなのか?
そんなわけない、と僕は思うのですが…
多分ですが、本当にコロナの影響を受けた部分と、常態的に経営としてまずい部分をシビアに切り離して審査してくるのでは?そんな不安を感じます
今からでも解決できる課題はないか?そんな分析が必要なのでしょうね
それは、会社にかぎらず、個人であっても同じことだと思います
いったい、我々は何に不安を感じているのでしょうか?
身動きが取れない心理状態
もし、身動きが取れないほど心理的に追い込まれているとしたら、
そんなときはいったん、その場を離れる
もし、逃げることが可能な問題であれば、いったん逃げることも考える
自分の心と身体を守るためです。これが整っていないと、どうにもならない
まず、一息つく
そして心が回復してきたら、ふたたび、なぜ「最悪」だったのかを落ち着いて考えてみる
結局のところ、この「最悪」の根本原因を取り除かないことには、どうしても先に進むことができないのです
しばらくは辛い作業が続きますが、一日一日の進歩を感じながら、それを心の支えにしてやってみる
疲れたら、また休む
自分という人間は、今日、いま、この自分しかいない。なので、今日の成長や成果を存分に味わうような、心の工夫をしてみる
そんなことが必要なのかも知れません
「でも…」は、できない理由になるのか?
新しい突破口を見出そうとするとき、僕たちはなにかとネガティブな理由を付けて、現状を維持しようとしますね
例えば、家族や子どもがいて、独身のように身軽に動けない、とか
家庭があったとしても、いろいろと考えをめぐらせれば、必ず道は切り開けるのではないでしょうか?
リスクがある、それはもちろん
さまざまなリスクを想定し、列挙し、そのなかでもっとも適切な選択肢を選び、行動に移す
それを、「現実主義」と呼ぶのではないでしょうか
知恵をめぐらせ、家族の生活に大きな影響が出ない範囲で、まずはやってみる
そんなことを考え続けると、きっと良い答えが出てくる
そんなことを感じます
死にたくなったら、どう考えるか?
「死にたい」、と思うまで追い込まれたとしたら
今日の自分が「死にたい」と感じたとして、はたして明日の自分は同様に考えるでしょうか?1か月後は?1年後は?
もしかしたら、過去を振り返って、あの時はバカなこと考えていたな、と思う日が来るかもしれない
今日の自分は、明日の自分とは別人格です
明日の自分に失礼なことはしない
「死にたい」なんて、きっと後々忘れる
そんなふうに考えないと、僕らは生きていけません
死にたい理由なんて、どこにもない。生き続けるのが唯一の選択肢
僕は、そんなふうに考えます
ここまで読んでいただいて、ありがとうございます
僕は今からコーヒーでも飲むことにします笑