Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

「LIFE SHIFT」リンダ・グラットン教授も指摘する、日本の旧態崩壊

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以下引用

 

日本の特徴だった終身雇用は徐々になくなりつつあると思う。


終身雇用での企業と社員の関係は親子の関係に近いが、今後は企業とスキルを持った人材とが契約で結ばれる大人同士の関係が増えるだろう

 

ロンドン・ビジネススクール教授
リンダ・グラットン

 


先生の指摘を待つまでもなく、日本企業は終身雇用を維持できなくなりました

 

教授がいう大人同士の関係

 

企業だけではなく、働き手にも大人であることが求められます

 

きっと、我々は今まで、日本の社会という温室に匿われた子どもでしかなかったと考えるべきでしょう

 

僕も変わらなければならない、あなたはどうですか?

 

商社の戦略から考える。アフターコロナの戦い方は「プロダクトアウト」か「マーケットイン」か?

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商社といっても、旧財閥系の三菱商事三井物産住友商事などもあれば、非財閥系の伊藤忠、丸紅などさまざまです。

 

これまで、商社のなかでもトップといえば三菱商事といわれてきました。

 

 

僕が連想するのは、

海外で仕事をした人なら感じるかもしれませんが、現地の日本人商工会議所で、会頭といえば三菱商事の現地支社長の定席。そんな地域も多いのではないでしょうか

 

そんな商社の業界にも、異変が起きているようです

 

これまで業界4位だった伊藤忠商事が、時価総額三菱商事を追い越した。

 

日本経済新聞 (2020.6.2)によると、三菱の時価総額3.69兆円に対し、伊藤忠は3.76兆円

 

今日は、伊藤忠会長CEOの岡藤氏のインタビュー記事「財閥系に勝つ伊藤忠の『竹やり』戦略」を参考に考えてみます

 

 

 

これからのビジネス戦略に必要なのは「プロダクトアウト」なのか、「マーケットイン」なのか。

そんなことを考えながら、これからのビジネスのあり方について思いをめぐらせたいと思います

 

 

 

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伊藤忠の岡藤氏は指摘します

 

商社に共通する一番の問題は、売り手優先の「プロダクトアウト」の発想からぬけられないこと

 

でも、「それではダメ」だと

 

やっぱり顧客が必要とする商品を、その都度納める「マーケットイン」に変えないと

 

しかし、これがなかなか難しいそうです

 

商社というのは全て、商品ごとの縦割り組織になっており、100年以上商品を縦割りで売ってきた

 

それを一気にマーケットインに変えたら、商社の商売が壊れてしまうし、対応できないのだそうです

 

今、伊藤忠はその改革を進めている、と岡藤氏は語っています

 

「マーケットイン」について考えるということは、これまでの商社の在り方自体を問うことになる。そういうことだと思います

 

 

 

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「プロダクトアウト」というと、一般的には、何らかの技術や製造能力という裏づけのもとに、売り手側の発想にもとづいて商品の開発や販売をおこなうことですね

 

一方、「マーケットイン」というと、買う側のニーズにもとづいて、商品を提供していく

 

これまで、特に財閥系の商社が強いとされてきたのは、原油や石炭、天然ガスを扱う「資源ビジネス」でした

 

明治時代からの重厚長大産業の基礎を、財閥系商社が支えてきたということです

 

そこに、非財閥系の商社が食い込んでいくのは、なかなか難しいことでした

 

関西の繊維商社をルーツに持つ伊藤忠にとっても同様です。

そこで同社は、生活消費関連などの非資源の小規模なビジネスを積み上げていったということになるのでしょう

 

 

現在、世界は新型コロナウイルスの影響によって、経済活動が停滞しています

 

寸断されたサプライチェーンは、短期間での全回復は容易ではありません

 

商社というのは、モノが流れないと商売にならないので、影響が小さいはずがありません

 

 

ここで僕が考えたのは、商社に限らず全てのビジネスで、これまでの価値観や常識が今までのように通じなくなってきている

 

今まで売れてきたモノが、ほとんど売れなくなったのです

 

経営者にとって、コロナ後の企業運営というのは相当に難しいものになる。それが、これから一層はっきりする

 

そんなことを思います

 

 

 

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経済活動に大きな影響を与えたコロナウイルスですが、そんななかにあっても株価が上昇し、時価総額を増やしている業種もあります

 

すぐに思い当たるのが、

医薬品、ヘルスケア関連です。医療関連銘柄は堅調な推移をみせています

 

他にも、

物流関連ですね。多くの人が外出を避けるなか、ネット通販は大きく伸びました。

また、デジタル関連銘柄も注目を集めています

 

一方で、株価が伸び悩むのは、前述の重厚長大といわれてきた鉄鋼や化学などでしょう。株価が回復したといわれる昨今にあって、コロナ前の半値水準に長らく留まる銘柄も見受けられます

 

他にも、自動車関連株や、航空会社、鉄道会社にとっても逆風でしょう

 

GoToキャンペーンも、休止が決まりましたが、衣・食・泊と呼ばれる業種は、小規模事業者が日々の資金繰りにも苦しむ状況です

 

 

 

 

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コロナウイルスによって人々の生活様式や考え方に変化が起こっているいま、

 

これまで当たり前のように顧客に提供してきた商品やサービスが、受け入れられなくなっている

 

コロナが落ち着けば、また客足は戻るはず。そういう商売もあるでしょう

でも、今までのように戻らない。そういう商売もあることでしょう

 

いま大切なことは、コロナの渦中にあって、またアフターコロナの世界で、顧客が何を求めているのかを考えることでしょう

 

コロナのなか、今お客さんが何を望んでいるのか考えることを停止した企業は、近いうちに市場から退場することになります

従来のプロダクトに魅力がなくなる。時代の変化に着いていけなくなるからです

 

もっといえば、

売り手側から、お客さんに対して新しい価値をもっと提案していくべきだろう

そんなふうにも思います

 

今現在、コロナ後の将来がどうなるかなんて分かっている人間は誰もいません

 

であれば、ふだん接しているお客さんや、まだ知らない多くの人が何に喜びを感じるのか。そこを深く考える

 

そして、自社がどのように価値提供できるのか

 

そこを追求した先には、「プロダクトアウト」や「マーケットイン」という二元論的な議論を超えた、これからのビジネスにとって大切なものがあるような気がします

 

「プロダクトアウト」と、「マーケットイン」は、対極にある概念ではなく、どちらもこれからのビジネスを構築していくうえで不可欠なもののように思うのです

 

 

日本通信SIM 楽天モバイルから乗り換えした感想をまとめてみた

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昨年10月に、楽天モバイルのスーパープランの利用を始めてから、1年2ヶ月が経った昨年12月に、日本通信SIMに乗り換えました

 

今日は、乗り換えの感想を書いてみます

 

 

 

 

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楽天以前は、ソフトバンクキャリアプランで月額10,000円を支払っていました

 

そこからの楽天だったので、携帯電話料金は劇的に下がりました

 

 

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楽天モバイルのスーパープランSを利用し、しかも楽天ダイヤモンド会員だったことから、月額基本料が980円だったのです

 

 

楽天プランS2,980円 → 楽天会員割1,480円 → ダイヤモンド会員割980円

 

 

この時点で、ソフトバンク時代と比較して、ざっと11万円ほどお得になっていました

 

ただし、2GBのプランだったので、容量を使い切ると低速になったのと、朝昼夜の通勤、ランチ時といった混雑時は特に低速になりました

 

高速と低速を、アプリで切り替えて使用するといった感じです

 

まあ、それでも十分でした

 

 

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YouTubeなどは、Premium会員なので、オフラインで保存して視聴することもできました。なので、動画で容量を使うということが、あまりなかったかもしれません

 

では、なぜ乗り換えたのか?

 

1年間の割引期間が終了し、コスパが悪くなったからです

 

楽天では、1年間の会員割の期間が過ぎると通常料金の2,980円になるのですね

 

2,980円で2GBは、さすがにコスパ悪いだろう笑

 

そんなことで、日本通信SIMに変更しました

 

 

 

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自分が使用していたのは楽天のスーパーホーダイという旧プランだったのですが、現在の楽天UN-LIMITに変更する選択肢がありました

 

UN-LIMITだと1年間データ使い放題で、しかも無料なので、ふつうだと最有力な選択肢になるはずです

 

1年間UN-LIMITを使ってから、次を考えることもできるので

 

しかし、僕がそうしなかった理由は、iPhone楽天の相性が良くないと感じていたから

 

月額料金の多い少ないを抜きにすれば、iPhoneユーザーで楽天を積極的に選ぶ理由もあまりないと感じました

 

楽天回線の普及も、まだまだ道半ばと感じていましたし、あまりないとはいえ、いざ通話を使うというときに、楽天の専用アプリを通して掛けないと無料にならない

 

なので、面倒なので普通に通話を掛けたりしました苦笑

 

 

 

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昨年末発表されたNTTドコモの格安プランが3月からスタートします。料金は月額2,980円です

 

これを受けて、各社一斉に対抗プランを打ち出しました

 

おおむね、2,980円がボーダーラインになった感を受けます

 

ahamoも考えましたが、3月スタートまで待ちたくなかったのと、さらに1,000円安い日本通信SIMを使ってみようと考えました

 

 

 

 

 

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日本通信SIMに乗り換えて1ヶ月近くになりますが、通信速度などで不自由は気にならない

 

今から考えると、キャリア時代のソフトバンクが遅かった

 

楽天は2GBだし、まあいいか的な感覚だったし笑

 

日本通信SIMでは、「合理的プラン」(現在16GBで、ahamo開始の3月から20GB笑)を利用していますが、現在のところ、データ量、速度に不満は感じないです

 

無料通話も月あたり70分ついていますし。自分としては十分足ります

 

いま、多くの通信会社が新プランを打ち出していますが、まだキャリアプランをお使いの方は早めの検討をおすすめししますし、

 

かといって以前と比べると各社かなり低料金で設定しているので、ざっくり2、3割の労力で調べてみて7、8割のメリットを取りに行く感じでも、そう大きく外すことはないと考えています

 

要は、ひと手間を掛けてみるか、そのまま見直しせずにいってしまうか。そんなところかと、現時点では感じています

 

 

なぜ、経済的理由で食事を減らさなければならないのか

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経済的理由で食事回数を減らす


昨年9月9日の、日経新聞の一面コラム「春秋」を読んでいました


ちょっとショッキングな内容の記事でした


日本の母子家庭の2割が、コロナの影響で食事回数を減らしているらしい


肉や野菜は高価なので、約半数の家庭が炭水化物だけやインスタントの食事を増やしている





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僕は、この記事にちょっと衝撃を受けました


過去に、ダイエットを目的に断食して、医者に叱られた事はありました

しかし、経済的理由で食事回数を減らそうとした記憶はありません


コロナの影響で、アパレルや飲食など、特にこれまで女性が活躍してきた職場が今、逆風にさらされています

対面接客が難しくなっているなか、店舗の店員さんが休業からの解雇に直面している


コロナで仕事を失ったのは、半数以上を占めると言われる派遣社員や、パートといった非正規雇用社員です


彼女たちが経済的な苦境に立たされている

その影響が、母子家庭である彼女たちの子供にまで及んでいる


その事実をどう考えるか?



子供には何とか1日2食を食べさせ、母親は1食で我慢する

そんな生活を続けていて、健康的に長続きするとは思えません


いま、
想像以上に、日本と言う国の現実は、厳しい状況に置かれている


まさか、日経の一面コラムでこのような内容の記事を読むことになろうとは


絶対に、このままではいけない

この国は、このままではダメになる


そんなことを考えさせられるコラムでした



コロナ以降、貧富の差が拡大傾向にあると言われています



日本のみならず、アメリカでも中間層の貧困化が指摘されます

住宅ローンが払えない
担保に入っている自宅を手放さなくてはならない

一般的な中間層のデフォルトリスクが顕在化しています

かつて、リーマン前夜に見たような光景がふたたび再現されようとしている



おそらくそれは、日本でも起こる。というより既に問題化しています

個々の生活防衛力が試される一年になりそうな気がします

情報を浴びる。取捨選択せず、飲み込む


今日は、情報をいかに吸収するかについて考えてみます




以下引用:


情報は浴びるだけでいい


堀江貴文




堀江氏の言動は、時として物議を醸し出します


それは、氏の言葉があまりにも真実をストレートに突き刺しているからに、ほかなりません


例えば、英語の勉強


とにかく英語を浴びる


例えば、新しい分野への挑戦


取捨選択なんか、してる場合じゃない


何でも、飲み込む


根底にあるのは、圧倒的なスピード感です


氏の視線は、すでに10周先を捕らえているのでしょう


情報を選り好みしている間に、その情報自体が劣化してします


そういう時代なのだと感じます


であれば、時代のスピード以上に、速く走る


走りながら考える


そういうことを楽しんでやれる人が強い時代なのだと思います








ビットコイン価格は未知の領域へ。 2021年の推移予想をやってみた  

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チャート引用:みんなの仮想通貨

 

来年のビットコイン価格の推移を予想してみます

 

昨年末も同様の記事をつくりました

Plan Aという楽観的シナリオ、Plan Bという悲観シナリオを立てていました

 

 

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現在価格をとらえると、結果的には僕の楽観的シナリオ(220万円超え)を上回る価格帯で推移しています

 

記事作成中(2020.12.27時点)で、BTC(ビットコイン)の値位置は、約270万円にあります

 

アメリカがクリスマス休暇であっても、株式市場が休場であっても、ビットコインの市場は24時間365日開いているので、年末の最終価格はまだ読めません。記事を書いている、今も価格が上昇中です

 

 

www.glocal2019.com

 

 

しかし、それにしても、あまり過熱感を感じない。多くの人が指摘するとおり、BTCをめぐるプレイヤーが入れ替わっている

 

2017年のバブルと呼ばれる市場では、おもに個人投資家、それも日本人がシェアを占めていました

対照的に、今年は大口、「クジラ」と呼ばれる機関投資家がBTC保有額を増加させてきました

 

話題の代表格が、MicroStrategy(マイクロストラテジー)社です。同社は、社債発行で調達した資金をBTCに投入し400億円購入し、さらに600億円分を追加購入するなど、市場のBTCを文字通り買い漁っています

 

同社はビジネスアプリケーションなどのソフトウェアプラットフォームを作成するのが本業のナスダック上場企業なのですが、米ドルなどよりもBTCで資産保有するほうが有利だと経営が判断したということでしょう

 

本来、上場企業が社債で調達した資金で仮想通貨を買うというのは、株主に対する説明責任の面からも、多くの企業にとって、現時点では簡単ではないはずです

日本企業では、ほぼ皆無です

 

しかし今後、企業の保有資産ポートフォリオのなかで、ひとつのアセットクラスとして認知されていくと、おそらく今後も、BTCの時価総額は上がり続けることになるでしょう

 

2017年のメインプレイヤーだった個人、つまり「小アジ」の市場に、「クジラ」が本格参入したのが、2020年だったと考えています

アジとクジラでは、呑みこむエサの量が根本的に違う。激しい価格の上下動は伴うものの、BTC市場には、今後さらに巨額の資金が流入し価格上昇トレンドが継続するというのが、僕が考える来年のメインシナリオです

 

今年も楽観的プランと、超保守的なプランの2通りのシナリオを想定しています

 

 

 

 

 

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こちらは、上昇モメンタムが継続する楽観プランです

 

しかし、身もフタもない話なのですが、来年末の価格予想をするのは不可能です笑

 

なぜなら、すでにビットコイン価格が、これまでに誰も経験したことのない未知の領域に突入しているからです

 

昨年末の時点では、2017年のオールタイムハイ220万円という「ベンチマーク」が存在したので、そこを超えるか否かということが最大の議論になっていたのです

 

しかし、それはすでに過去の話になりました

 

現時点で、今記事を書いている時点で約270万円です。300万円、そしてドル建てで3万ドルをチャレンジするのも、時間の問題です

 

将来のビットコイン価格を語るうえで、金の価格をリプレースできるのかという議論がされます

 

地球上の金の時価総額が900兆円といわれていて、対するビットコイン時価総額は現在、その4%にも満たない状況です

 

ビットコイン保有者の界隈では有名なウィンクルボス兄弟は、将来価格を50万ドル、日本円にして5千万以上と予想しています

相当な強気シナリオです

 

しかしいずれにせよ、ビットコインパラボリックラインを踏まえると、局面では下落することもあるにせよ、基本線は上昇が続くと考えます

 

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パラボリック(引用:コインテレグラフ)

 

現在価格が3万ドルに迫るという、現時点でのモメンタムを踏まえると、来年末には現在価格の2倍である6万ドルトライ、日本円にして540万円から600万円を超えてくる局面もあり得ると予想します

(実は、これでもかなり我慢した予想です。本音では、810万円から900万円を目指してほしい笑)

 

 

 

 

 

 

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こちらは、超コンサバティブなシナリオです

 

価格上昇を続けているとはいいながらも、超ハイボラティリティなのがビットコインです

 

今年を捉えても、コロナショックで30万円まで暴落したことも踏まえると、手放しで上ばかり見ているわけにはいきません

 

 

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ここで僕が読み違えたのは、

ビットコインがリスクオフ資産、株式などと比較して安全なリザーブ資産としての色彩を強めつつあると考えていたにもかかわらず、結果的には大暴落に巻き込まれた

 

世界的に、マネーのオーバーサプライが続く状況にあって、ひたすら値を上げる株式市場。これが暴落すると、またもBTCまで暴落する

たぶん、大なり小なり下落局面は来るでしょう

 

株価は相応の確率で下落する局面があると考えているのですが、それがいつかは読めません。たとえば来年の下旬に暴落局面が訪れる可能性も考慮すると、それ以前の時期でも起こり得るのですが、1BTC価格、150万円を大底とする下落もある。そのように予想します

(ただし、大底を付けたのちは、急反発もあり得る)

 

ふたたびの「出川組」が続出しかねません。日頃のリスク管理、資金量管理が大切ということになろうかと考えます

 

 

 

 

 

 

 

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現在も価格上昇を続けるビットコイン。しかし、上昇カーブが急角度になるほど、下落も大きなものになります

 

Plan Aと、Plan Bで、じつに450万円も値幅がある予想になってしまいましたが、本当に誰にも先は読めません。読めたら、即、ビリオネアです笑

 

繰り返しになりますが、できるのは、日頃のリスク管理マインドセットということになりますので、投資をされている方で、これを読んでくださった方には、自己判断で、無理のない投資をお願いしたいと思います

 

 

ビットコインが「20,000ドルを超えた日」の雑感。 勝てることもあれば、負けることもある

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多分あまり、世の中では関心を持たれていないのですが、

仮想通貨のひとつであるビットコイン価格が、12月16日の夜、未踏だった20,000ドルを超え、今もなお史上最高値圏にいます

 

日本円にすると、2百万円強ということになりますが、この価格帯に到達するのは2017年末の、ビットコインバブルと呼ばれる高騰劇以来になります

 

当時の最高値を付けたあと、ビットコインは2018年の1年間を掛けてひたすら下落トレンドを踏むことになります

 

象徴的な事象のひとつが、コインチェックという取引所からXEMネム)とよばれる仮想通貨が580億円流出した事件です

 

あの1月末の真冬の出来事が、仮想通貨業界に冷水をぶっ掛けることになったのは間違いありません

 

僕はこの年も、所持していたビットコインなどをほとんど売却しませんでしたが、結果的に評価額ベースで数千万円を吹き飛ばしました

 

税金を払えなくなった人や、自殺者も出たといわれる市場です。僕自身、当初の投資額を毀損することはなかったものの、なかなかに胆力を鍛えられました苦笑

 

僕は2019年の相場回復局面で玉を軽くしつつも、それでもなお、HODL、ガチホにこだわり、今でも当初10万円から買い始めたビットコインを所持しています

 

一方で、長期投資だけでは効率があまりに悪いことを痛感したので、少しだけ短期投資もやり始めました

 

仮想通貨界隈は、20,000ドル超えでお祭り騒ぎになっていたのですが、僕としてはいろんな思いがありました

 

今日は、12月16日をめぐる雑感を書いてみたいと思います

 

 

 

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12月12日に、このブログでビットコインに関する1年の振り返りを記事にしました

 

www.glocal2019.com

  

 

主に、短期投資に関する記事でした

 

今年については、年間収支では利益が出ていました。しかし一方で、

なんか、最近勝てないな。そんなことを思っていました

 

ビットコイン価格が20,000ドル突破に何度もトライするのですが、その都度レジスタンスされる

 

多分、20,000ドルは超えるんだろうな

そんなことを頭では思っていましたが、一方で、2017年最高値からの急落をよく思い出しました

 

ビットコインは、そんなに甘くない

そんな感覚も持っていました

 

なので、買いを入れても、値を下げるとすぐにロスカットする

そんなことの繰り返しで、3万、5万、10万と損切りをひたすら繰り返していました

 

損切りの額も、累積だと結構な額にはなったと思います

 

なんか、勝てん苦笑。そんなことを思っていたとき、YouTubeのコインテレグラフちゃんねるという番組で、投資家のドルフィンfさんの解説を聞きました

 


中国の偉大な軍師に学ぶ 仮想通貨ビットコイントレードの極意【ドルフィンfのチャート分析】

 

ドルフィンfさんは、大手証券会社出身で、仮想通貨取引所の開設にも関わってきたトレーダーです。AIなどを活用した独自の投資手法を確立していて、僕の印象としては手堅いトレードをする方という印象です

 

その氏が、中国の軍師「漢信」を引き合いに、負けないトレードの話をしていました

 

漢信というのは、前漢初期に劉邦の軍師を務めた人物です

 

「漢信の股くぐり」という故事があります

街中の輩が、若かりし日の漢信に、刀で自分を斬ってみろとそそのかします。できなかれば、自分の股をくぐれと

 

中国で股をくぐるというのは、プライドを捨てた、死ぬよりも恥ずかしいこととされていました

 

斬って捨てれば済んだものを、漢信は躊躇なく股くぐりを選びます

 

無駄な戦いをしないこと

 

短期投資に関して、僕はとかく、接近戦にはまってしまうクセがあります。俗に言うポジポジ病というやつです

 

僕は20,000ドルを超えるまで、短期トレードはしないと決めました

 

 

 

 

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20,000ドルを超えたのは、16日の夜10時半過ぎだったと思います

 

というのは、僕は疲れて寝ていたので、よく知らない苦笑

 

ふと目が覚めたのが、翌朝の4時半頃でした

 

起きてしばらくして、チャートを見てみると、20,000ドルを超えている。

僕はとりあえず2BTCの買いを入れました。

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レジスタンスラインを超えたら、上は未知の領域。やっと買っていけると思いました

 

 

 

上から下まで値幅を取ったとすると、1BTCあたり50万円くらいは取れたことになります

 

しかし僕は、そのようなトレードができませんでした。取れた値幅は1BTCあたり25万円。それでも2BTC仕込んだので、1日で50万円を取ったことになります

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下手くそなトレードながら、なんとか一日を終えたという感じです。

そんなことで、ビットコインが20,000ドルを超えた日の雑感を書いてみました

 

ビットコインに関心のない人にとっては、極めて退屈な記事だったと思いますが苦笑、最後まで読んでいただきありがとうございました