Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

仕事のミスで落ち込む人。受け流す人。

5月も半ばを過ぎると、新入社員であっても少しは自分の足下を見直す余裕が出てくるものです。

同時に、5月病という心の問題も生じ易くなる時期でもあります。


一生懸命仕事をしていても、というより頑張っただけ、ミスというのは起こってしまうものです。

あえて言うまでもなく、ミスというのは確率の問題で必ず起こります。

であるから、
必ず起こる事象に対して、
過度に落ち込む必要はないです。

行動する以上、ミスをしない人間はいない。
ミスがない人は確実に、何も行動していない人です。

上司から叱責されても、次に活かす反省こそすれ、いちいち落ち込むヒマなど我々にはありません。

間違いなく言えるのは、
その上司も似たようなミスをして来たのです。

結局のところ、みんなが一度は通った道だった。ただそれだけのことです。

「駄作」を世に出す意味はあるか?

継続力があることは、評価されやすい。

これを読んでくれる人のなかには、ブログなどのコンテンツを持つ人も少なくないでしょう。

ブログなどオワコンといわれて久しいですが、それでもこのブログとて、土日以外は毎日更新しています。

毎日訪れてくれる人もいるので、自分としてそんな人にどうコミットするかといえば、それはとにかく更新するということに尽きると考えているのです。

たとえ記事が駄作だったとしてもです。誤解を恐れずに言うなら。

そんなの意味ないという人もいるかもしれませんが、
これは自分として決めたことなので、もう5年も続けています。


いつも読んでいただきありがとうございます。

債務上限問題に揺れる投資家心理。本当に、いつものプロレスなのか?

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このブログでは、先週1週間における投資の振り返りをするのが、月曜日のデフォルトになっています。

 

ご自身の投資については、自己判断、自己責任にてお願いします。

 

 

アメリカのイエレン財務長官はじめ、FRBのパウエル議長やECBのラガルド総裁といった、世界の財政政策のカギを握る人物たちが、先週の日本に勢揃いしていました。

 

新潟で開催された、G7財務大臣中央銀行総裁会議に出席していたのです。

 

 

 

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最近、世界中のニュースで騒がれていたのが、

バイデン米大統領が、広島で開催されるサミットに直接参加せずに、オンライン参加に留めるのではないかという話です。結局は広島に来るようなのですが。

 

新潟にいたイエレンですら、スケジュールを切り詰めて最低限の日程で帰国したのです。

 

なぜなのか?

それは今、米議会で議論されている債務上限問題が、与野党間で合意できるかの瀬戸際にあるからです。

 

債務上限問題をおさらいしておくと、

米国が発行できる国債(つまりは借金)には、債務上限が法で設定されています。

それ以上の国債発行はできないことになるのですが、米国の債務は年々増加しています。

この、債務上限を引き上げるか、あるいは一時的に上限枠を外すかといった協議が、与野党間でギリギリまで詰められます。

 

ギリギリであっても、これまで結局は与野党で合意が図られてきたこともあって、今回もどうせ合意するんだろ?という、いわば出来レース的な、プロレス的な見方も多いのが現状なのですが、

 

言うまでもなく、これが万が一合意に至らず、米国がテクニカルデフォルトに追い込まれるなどという事態に至れば、世界経済の混乱は必至です。

 

今回に限っては、トランプ前大統領も、合意するくらいならデフォルトしたほうがアメリカのためだなどと発言する始末です。

 

ただでさえインフレや金利上昇、銀行の破綻懸念など問題が山積する米国経済。

金融市場も、これをネタとばかりに大きく上下に揺さぶられることでしょう。

 

影響力がある誰か一人の発言をきっかけに、大暴落が起こっても不思議ではありません。

 

そういう意味では、今は投資家にとって、ハンドリングが極めて難しい相場と言えます。

 

メンタルも大きく揺さぶられるでしょうし、不用意な参戦は冗談抜きで即死しかねません。

 

どうしても今投資をする理由があるというなら、危険を承知のうえでロットを抑えて入る。これに尽きるでしょう。

 

 

 

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今エントリーするとすれば、何を根拠に自分を納得させて参戦するのか?

 

非常に難しいのですが、

 

まず前提として、

個人的にはマクロでも勝てる地合で戦っていくのが基本だと考えます。

逆風で参戦する必要など、個人投資家には1ミリもないです。

 

と考えるなら、

今はマクロ的に、伸びる材料を見出しにくい環境です。

 

SNSや、YouTubeなどで多くの人が言うように、今はやはり暴落懸念が先に立つ相場です。

 

しかし、困ったことに?

ナスダックは上昇していますし、日本株も強い。

 

市場心理と逆相関しています。

 

しかし、相場で勝つのは常に少数派という言葉もあります。

ファンダがどうあろうと、この世界は値動きがすべてです。

 

結果以上に何かを求めても、無意味な世界なのです。

 

今エントリーできるのは、自分の投資行動に確固たる自信が持てる人だけです。

それ以外の人は、近づいてはだめです。

 

とにかく難しい局面です。繰り返しますが、誰かの一挙手一投足でどう動くかまったく読めないのです。

 

このようなタイミングで、自分が相場の餌食になるのだけは避けなければならない。

 

こんなことを考え続けて、やがて半年間もノーポジを続けています。

 

しかし、以前のブログでも書きましたが、これで機会損失となるならそれも止む無し。

昔から相場の格言があります。

「休むも相場」

 

戦えるタイミングはこの先必ず来ます。

米ドル経済の終焉はあり得るか?何が起こるか分からないカオスの時代へ。

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1週間の投資の振り返りをします。

ご自身の投資は自己判断、自己責任でお願いします。

 

さて、個人的な投資についてですが、

もう記事に書くのが申し訳なくなるくらいノーポジです。

厳密には、ゴールドの現物とモダンコインを少し持っています。

 

シリコンバレー銀行に端を発し、米銀行の破綻ラッシュが止まりません。

 

次はどこだ?

皆が株価の推移を見ながら、次の破綻予測に余念がありません。

 

そんな中で、中堅地銀のパシフィック・ウェスタン銀行が身売り含めた「戦略的な選択肢」を模索しているとの報道が出ました。

 

おそらく、これからも破綻劇は続くことでしょう。

 

アメリカには銀行破綻のほかに、根深いインフレ、債務上限問題、さらには民主党共和党の激しい対立構造。どこが発火点となって巨大爆弾に引火しても、全くおかしくありません。

 

いまや、アメリカはブラックスワンの群れでも飛来してきたのではないかと思うほど、危機的な状況にあります。

 

そんななか、習近平とゼレンスキーの電話会談が開かれるなど、中国の動きが活発化しています。

先般も、サウジアラビアとイランを国交正常化に導いたのが中国だったと言われています。

 

外交的なプレゼンスも高めている中国の人民元が、ドル覇権を切り崩す、そのような意見もにわかに増えています。

 

BRICs諸国、特に中国の動きに世界が注目しています。中国もまた、アメリカにとってブラックスワンの一羽であることに間違いないと感じます。

 

世界経済が徐々にざわつき始めた感じを受けます。このような時期に、安易な投資判断で市場に打って出るのは非常に難しいことだと考えます。

 

このような時こそ、状況を見極めつつ冷静な投資判断を取りたいものです。

 

 

世界同時不況の可能性は高まっている。みんな、気付き始めている。

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1週間の、投資環境の振り返りをします。

ご自身の投資については、自己責任にてお願いします。

 

まず、個人の投資の振り返り。

相変わらず、何もしていません。

 

何もしていないのに、毎週投資の振り返りとはどういうことだ?そう思わなくもないのですが、

それでも毎週月曜日に向けて記事を書くのには理由があります。

 

それは、投資においては「動かない」ということも、立派な投資行動になると考えているからです。

 

 

 

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動かない、というのは意外と難しい。

投資には、本来あってはならないのですが、実は相当の投資家が「中毒症状」にあるのも事実なのです。

 

つまり、なにかポジションを保持していないと落ち着かない。そんな人が本当に多いのです。

ノーポジションというのは、殊のほか忍耐が強いられる。これも事実なのです。

 

さらに、ビットコインや日米株価、ゴールド価格などは足元で上昇しています。

トレンド転換か?このようなタイミングで動かないというのは、自分がみすみす機会損失をしている感覚に陥りやすい。

 

しかも今、インフレが騒がれています。モノに対する通貨の価値が落ちている。よく、銀行預金に大事な資金を置いておく日本人が揶揄されますが、この状況下で投資家が現金ガチホするというのは、それなりの信念がないと難しいでしょう。

 

しかし繰り返しになりますが、個人的には、

今は動くタイミングではない。そのように考えています。動かないことにともなうリスクは享受する覚悟です。

 

 

 

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以前、このブログでも紹介したことがあるのですが、

日本経済新聞2023.1.12に、「2023年 米金融政策を問う」という記事があります。

 

 

www.glocal2019.com

 

 

印象に残っているので、いまでも手元に置いているのですが、

記事内に、ハーバード大学のカーメン・ラインハート教授のインタビューがあります。

 

以下引用

「中銀は金融の安定性を懸念して(金融)引き締めを行うことがより難しくなる」

「(中銀は)本来あるべき水準より金利を低く保つ可能性がある」

「中銀は独立性を失いインフレと闘う能力を失ってしまうのではないか。これは本当に心配なことだ」

 

当然ですが、この記事は2023.1.12のものです。この時点では、まだシリコンバレー銀行やクレディ・スイスの破綻問題が起こってもいませんでした。

 

直近では、米連邦預金保険公社(FDIC)が、中堅ファースト・リパブリック銀行を管理下に置くと関係者がロイターに答えています。

 

ラインハート氏のインタビューを今読み返すと、まるで将来を見ていたかのような既視感を感じます。

 

 

 

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銀行破綻を受けて、今マーケットはにわかにFRB政策金利の利下げに転じるのではないか?そのような意見が増えています。

しかし、何をさておき米国民は目下、インフレに苦しんでいる最中です。

 

不用意な金利政策は米国民の生命を脅かすことにつながりかねません。

 

ただ、これ以上の金利引き上げは米銀のみならず、世界中の企業経営や人々の生活に多大な影響を及ぼします。

 

ここまでの銀行破綻は、ほんの序章に過ぎません。

 

このブログでは昨年、一年を通じて米FRB金利政策を追ってきました。

TMVというETFを実際に買うことを通じて、実感を持って政策金利の上昇劇を体感してきました。

 

その自分が、いまはノーポジです。

 

 

www.glocal2019.com

 

 

FRBは早晩、アンコントローラブルな状況に追い込まれる。その時、世界同時不況がはっきりと具現化する。

 

自分が大きく動くとすれば、そのタイミングかなと思っています。

 

 

未来の自分が「何者」になりたいのか、怖いくらい分かる方法

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将来の自分が、一体何者になりたいのか?

 

分かりそうで、実はよく分かっていない

 

 

www.glocal2019.com

 

 

そんなことが、はっきり分かる方法があるとすれば、ぜひ試してみたいですね

 

 

弊ブログでは、自分の夢や目的について、テーマに取り上げることが多い

 

そのなかでも、今から述べる方法は、かなり自分を明確に知ることができるやり方だと思います

 

 

僕が、自らやってみて、気付かされることが多かった方法なので、

 

 

これを読んでくれた方も、実際にやってみることを強力にお勧めします

 

 

僕がかなり以前に、メモとして残していたものなのですが、おそらく出所はMinimalist TakeruさんのTwitterだったのではないかと思います

 

今回は、僕のメモにもとづいて、多少のアレンジが入るかもしれませんが、

 

 

とにかく、

 

これを、1回やってみる。

それだけでも得るものは必ずあるのですが、最高におすすめなのは、時間を空けて忘れた頃にもう一度やってみることです

 

 

 

 

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では、さっそく方法をみていきたいと思います

 

といっても、やることは実にシンプルです

 

いまから、10個の質問をしますので、ひとつづつ答えてください

 

ここで、強くおすすめしたいのが、実際に書いてみるとか、何らかのメディアに残しておくとか。とにかく記録しておくことが大切です

 

 

 

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では、質問です

 

あなたが、将来「在りたい姿」をイメージしてください

 

①将来の仕事は?

 

②収入は?

 

③働く場所は?

 

④住む場所は?

 

⑤家族のあり方は?

 

⑥人付き合いは?

 

⑦気の合う仲間は?

 

⑧服装は?

 

⑨どんな一日を過ごす?

 

⑩休日は何をしている?

 

以上です。質問は10個です

 

イメージできましたか?

 

 

 

 

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ここまでの10個の質問は、すべて自分の未来をイメージするためのものです

 

つまり、10個の「自分の未来像」が浮かびあがってきます

 

浮かび上がってくる、というのは、つまり言い換えると、自分の将来を「決断した」ことに他なりません

 

10個の答えを得たということは、10個の決断をしたのとイコールです

 

将来への、明確な「意思決定」です

 

10個もの質問を考えるというのは、自分の未来を多面的に考えることになります

 

いろんな切り口から捉えた自分の姿が、自分自身の「未来像」になります

 

いったい、どんな自分が見えてきたでしょうか?

 

 

 

 

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ここまでやってみただけでも、将来の自分を考えるうえで大きな効果があると思います

 

しかし、さらに実効性を上げる方法があります

 

それは、10個の質問を、いつか「忘れた頃」にもう一度やってみることです

 

これを、ぜひやってほしい

 

おそらくですが、

 

実際にやってみると驚くはずです

 

これは、あくまで僕の一個人の事例ですが、

 

忘れた頃にやった質問の答えが、以前やった答えと、「ほとんど同じ」なのです

 

実際にやると分かる

 

これには、ほんとうに驚きます。ちょっとした感動すらあります

 

ある程度の時間軸で、何度も繰り返し問われた質問に、

 

自分が同じ答えを出している

 

ここが、すごく大切です

 

自分が、何者になりたいのかが、はっきり分かる瞬間です

 

ぜひ、この感覚を味わって欲しい

 

もっとも、前回の答えと異なる答えをしたとしても、自分自身の考え方の変化を楽しむことができるでしょう

 

 

なぜ、前回の答えと異なったのかを考えてみるのが大切ですね

 

自分の中に転機があるのかもしれませんね

 

いずれにせよ、

 

深いところで「腹落ち」する、自分の未来の在り方を知る。その瞬間から、我々は足取りを強くして、山の頂上へ登りだすことができます

 

 

www.glocal2019.com

 

 

もう、1ミリのぶれもなく、最短速度でゴールをめざすことも可能です。

ゆっくりと、マイペースで、周りの風景を楽しみながら登ることもできます

 

その選択こそが、人生です

 

もう、惰性で生きることがなくなる

 

何度も、時間軸を空けてやってみることです

 

明確な、「自分の未来像」を手に入れることができますよ

 

怖いくらいにね

 

 

世の中の「苦労」は、同じではないという事実。と、そこからの達観。

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この世に生きていれば、生きている人の数だけ「苦労」の種類があるのでしょうね。

 

毎日、同じ仕事をしているようで、感じる苦労は日々異なるものかも知れません。

 

ストリートピアノでYouTubeでも有名な「ござ」さんですが、

こんなことを言っています。

 

ピアノ曲って「譜読みの辛さで心を折ってくる曲」と、

「物理的限界でいくら練習してもテンポが上がらず心を折ってくる曲」の2種類があるんですよ。

中には両者を合わせ持つ「弾く地獄」もあるので注意が必要です。  ござ

 

曲によって、各々の辛さがある。

しかしですが、ここで気付くのは、ござさんが「辛さ」をなんとなく2種類に分類しているということですね。

 

つまり、ピアノを弾く苦労は、経験的にいくつかの辛さに類型化される(苦笑

 

辛さのなかにも、なんとなく「こんなものなのだ」という達観に近い心境。

達観、というか、「諦観」ですかね。ある種の業としてあきらめてるんでしょうね

 

いい意味でのあきらめというものも、この世に存在するとすれば、

 

人生そのものを楽に生きていくにもあきらめが役に立つのでしょうかね