今週も、個人的な投資の振り返りをしますが、
しかし、今週は国内外とも大事件があり過ぎて、世界中がまさに動乱状態にあると感じます
イギリスの首相退陣、そして日本で起こった暗殺事件
まだ任期途中である日本銀行の黒田総裁ですが、ここにきて辞任の推測記事がやたら増えてきた感があります
事実はともかく、あまりこれらの報道に振り回されるのも違うと思いますが、
しかし金融緩和を続けてきた黒田日銀体制が刷新されるとなると、イールドカーブコントロールとよばれる長短金利の誘導目標設定にも、変化が起こる可能性があります
そもそも財務省出身の黒田氏が総裁に就任したのは、先の安倍政権の時代からです
その安倍氏も亡くなりました
今回の事件によって、債券市場、為替市場にも新たな「変数」が生じた感が否めません
投資家にとっては、ポジションを取るのが非常にリスキーな局面であると感じます
毎週振り返っているTMVですが、今週は価格が上昇しました
もっとも、先週までのアメリカを中心とした景気後退懸念。
これが、FOMC議事録によってボードメンバーの温度感が明確になり、また6月雇用統計から、いまだインフレ圧力が強いことがはっきりしたことによって、7月も大幅な金利上昇が予想されます
止まらない賃金インフレ。原油高。高騰する物価。それを抑え込むにはあまりにも低い長期金利
今後も景気後退推測がちらつく一方で、過去にないインフレをいかに抑え込むかを最優先課題とするFRBの動向を受けて、引き続きFFレートの上昇(債券価格の下落)は続くシナリオが濃厚と考えますが、
しかしここからは、状況の変化を柔軟に捉える姿勢も大切と感じます
今は含み損を抱える日本債券ベアですが、もしかしたら噴き上がるかもしれません
(そのときは、ドル円も動くでしょうから、あくまで保有しているドル資産のヘッジという感覚です)
7月以降は、もしかしたら大きな変動があるかもしれない
大きな変動とは?
市場参加者、特に多くの個人がゲームから降りるような暴落を危惧します
もし、そのような事態が起こってしまったら?
ここ最近、ブログ記事で書いてきたのですが、
いざという時に向け、自分がどのように対応できるか、事前に考えをめぐらせることが大切と考えます
ピンチはチャンスになり得ます。
ゲームチェンジが遠くない気がします