今週の投資の振り返りをします
個人的な振り返りなので、投資はご自身の判断でお願いします
今週は米国債、為替、株価ともに大きく動きました
FOMCがきっかけでしたね
今週の大きなニュースは、何といっても米国のFOMCではなかったでしょうか
特に、27日のパウエル議長のコメントによって大きく市場が動きました
金利引き上げペースを落とすのが適切となる可能性
政策金利の引き上げペースを、今後緩める可能性がある。市場はそんなふうにコメントを受け取ったのですね
背景には、ミシガン大学のインフレ予測が減速を示したことや、PMIと呼ばれる購買担当者景気指数が景気の減速を示したことなどがあるとも考えられています
米FRBは、今回の0.75%幅の利上げによって、政策金利が中立金利とされる2.5%にまで達したのですが、
しかし問題ははたして、今回の利上げによって、本当に米国のインフレは落ち着きを見せるのか否かということに尽きるだろうと考えます
最近、毎週末の記事で、相場が難しいと書いてきたのですが、
しかし実はまだポジションは解消していません
それどころか、SPXSという、SP500連動のレバレッジベアETFを買ったりしていたので、大きく値を下げています苦笑
まだ含み益があるうちに、手仕舞いすればいいんじゃない?とも考えなくもないのですが、
しかし今までも繰り返すように、ことの本質は何か変わったのか?と考えると、
実は何も変わっていないんじゃないか
そんなふうに思うのです
先のCPI、消費者物価指数は前年同月比で9.1%と、いまだ高い水準にありつつも、市場は何をもって政策金利2.5%を「中立」と考えるのだろうか?
こんなことで、ほんとうにインフレが収まるのだろうか?
パウエル議長が言っているとおり、FRBの優先課題は物価高を抑えること、であるのなら、今後もレート引き上げの手を緩めることは、結局のところ難しいのではないか
やはり、そんな風に考えている。なので、今のところはポジション維持のままということなのです
もっというなら、パウエルは年末見通しを3.5%と言明しているので、金利はまだ今後も上昇すると予測されるのですが、しかしなお、ほんとうにインフレが止まるのか、まったく分からないのでは?と考えているのです