真のおしゃれ服とは何か?
そんなことを考えるとき、重要な要素は何なのでしょうか。
豪華なブランドか?
洗練されたシルエットか?
上質な素材か?
人によって観点は様々でしょう。
しかし、これは間違いないというポイントをひとつ。
それは、何を置いても「清潔感」ではないでしょうか?
かつて住んでいた東南アジアで感じた「おしゃれ」を思い出します。
東南アジア圏は、基本的に高温多湿で一年中暑い地域が多いです。
現地の人、外国人を問わず、半袖などの短めの服を着るのが日常です。
ある程度フォーマルの場でも、半袖はおおむね許容されます。
ただし、男性の場合だと長いズボンが必須とか、サンダルばきはダメとか、そういった縛りがあることもあります。
しかし、現地の人がなかなか真似できないのが、「長袖のシャツ」を着ることだと思います。
前述の通り、暑い気候の中で長袖を着るというのは、ひどく非合理な事でもあります。
東南アジアでは、汗臭いのはアウトです笑
本当に嫌われます。嘘だと思うなら是非試してください笑
言い換えると、それは普段からエアコンの効いた、快適な環境に身を置くことができるという、「経済的優位性」を身をもって表すことにもなるのです。
特に、汚れが目立つ白いシャツを着こなすのはとても難しい。
白い長袖シャツを着こなせるのは、経済力のある、品格あるアッパークラスとみなされることでしょう。
ことさらブランドで固めたということではなくても、この東南アジアにおいては白いシャツが持つパワーは絶大だと感じたのを思い出しました。