今週も、個人的な投資の振り返りをします。
今後の方向性が明確になった週でした。
何と言っても、今週のトピックスは米国のジャクソンホール会議でしょうね。
日本時間で金曜日の夜11時に発せられた、FRBのパウエル議長のコメントです。
「家計や企業の痛み覚悟。FRB議長、早期利上げ否定」日本経済新聞
パウエル氏の発言を受けて、米国株、仮想通貨などリスク資産は下に向かいました。
8月中旬のパウエル発言を「ハト派」と受け取った投資家によって、米国株は上昇しましたが、
その後、各連銀の総裁が明確な利上げ見通しを表明したことにより、上げ止まりを見せていたのですね。
投資家に下落懸念が強まるなか、やっぱり的なパウエル発言によって市場も明確に下落して来ました。
ドル円は再び、137円中盤まで上昇してきましたね。
個人的に保有するTMVについて、いっさい動かしていません。
日本債券ベアファンドも放置です。
今後の見通しとしては、米国の消費者物価指数、そして雇用統計を睨みながらにはなると思いますが、基本的に長期金利は上昇を継続するでしょう。
(というか、パウエルがはっきりそう言っています)
いつも言いますが、
問題の根本は何も変わっていない。
まあ、確かにそれはそうだと思うのですが、
では、この局面をどう立ち回るのか?
このインフレ局面では、じっとしているだけでは資産を目減りさせるだけです。
米ドル自体の価値が希釈しているのに、対ドルで弱い日本円ともなると、なおさらのこと。
いつか株価が底打ちしたら買い向かおう。
それも大切なことで悪くないのですが、
一方で今打てる防衛策をしっかり押さえておく。
そういう観点も併せ持つのが良策と感じています。
※投資判断は自己責任でお願いします。