一週間の個人的な投資の振り返りをします。
一個人の投資実績に基づいて話を進めますが、ご自身の投資判断については自己責任でお願いします。
先週末、ジャクソンホール会議の場で米FRBパウエル議長が行ったコメントの余波が、いまだに残っているそんな感じがする一週間でした。
パウエル氏の発言に対する市場の捉え方は様々でした。
8分のメッセージにパウエル議長の明確な意思を感じたと言う意見もあれば、
30分の予定時間に対し、たった8分で打ち切ったパウエル議長は、市場に対する説明を放棄したのではないかと言う批判的な意見もあり、
賛否両論入り混じった状況になっています。
市場は総じてネガティブな方向に向かって動いています。
米国株などのリスク資産は大きく下げ、
一方日本では、歴史的な円安ドル高に注目が集まっています。
何しろ140円を超えたのは24年ぶりということで、その勢いが現水準で頭を打つだろうという見方が少ないのも特徴的です。
個人的に保有する米国長期債のベアETF「TMV」については、相変わらず全く手を付けない状態で、ホールド継続です。
日本債券ベアファンドについても、現状含み損がありますが、そのまま放置。
加えて、以前ブログでも触れたことがありますが、
SPXSという、米S&P 500のベアファンドを保有しています。
さらに先週は、久々にビットコインのトレードを再開しています。
現在もポジションを保有しており、ショート目線で考えています。
またこれもブログで言ってますが、
金の現物を買い始めました。金だけはちょっと異色か?
その他、ドル資産、高配当米国株など保有しています。
個人的には、最近ちょっと動いている感じですね。仕込んでいます。
ビットコインを売ったり、金の現物を買ったり、やっていることがチグハグな感も無きにしもあらずですが、しかし超大局では自分的に納得してやっていることになります。
今後の見通しについてですが、
これからも様々な指数が公表されるたびに、市場のセンチメントは揺さぶられることになるのでしょう。
しかし、いつものバカの繰り返しになりますが、
やはり根本は何も変わっていない。
これ以外に言うべき言葉が見つかりません。
タイトルにも付けましたが、今はもしかすると暴落前夜かもしれない。
そういった状況下で、自分が打てる手は、今からでも打っておきたい。そのように考えています。
全天候型ポートフォリオといえば、レイ・ダリオ氏が有名ですが、
投資環境は非常に厳しく、かつ投資家としてハンドリングが難しい局面に既に突入していると感じます。
そんななかで、今も自分としての最適解となるポートフォリオを模索している状況です。構築には、あと1年は少なくとも掛かると考えています。