Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

【負けない投資】投資家にはさらに辛い局面へ。自分のリスク許容度を知る。


いつもの、一週間の投資の振り返りです。

ご自身の投資判断は自己責任でお願いします。



米国株も仮想通貨も、大きく値を下げた週となりました。


8月の米国消費者物価指数、CPIが事前予測8.1%を上回る8.3%となったことで、市場のセンチメントは一気に悪化。
最近でも例のない上昇幅で政策金利を引き上げてきたFRBですが、いまだにインフレを押さえ込みできていない実態が露わになってしまったのです。

9月20日からのFOMCでは、金利上昇幅が当初50から75bp(ベーシスポイント)と予想されていたのですが、

現時点では75から100bpの幅で一段上げた状況で大方の予想が推移しています。

つまり、予想値では1.0%の利上げを予想する人も増えているということです。


いずれにしても、引き続き米国の長期金利上昇は不可避であると考えられますし、実際FRBのパウエル議長も金利引き上げに強い意志を表明しています。

レイ・ダリオ氏など米国の著名投資家達が米国株について悲観的な見通しを示しています。

そして、これはいつも起こる議論なのですが、ビットコインは投資資金の逃避先とはならず、これまでと同様にリスク資産として捉えられ、株式と同様にダウンサイドすることが濃厚と考えます。



今、自分が投資のベンチマークとして注視している米国の長期金利および米国債価格ですが、

米長期債のインバースファンドであるTMVについては、引き続き放置しています。

また、日本債券ベアファンドについてもそのまま放置です。


SPXSという、SP500のベアファンドや、ビットコインのショートポジションを保有していることは、以前から述べている通りですが、今週はそれも放置です。



今後の見通しについては、これまでと基本的に変更なく、

リスク資産を持つ投資家にとっては正念場が続くと予想します。

メンタル的に保てなくなる可能性もありますが、このような局面で損切りするのは非常に投資効率が悪いですが、

まだ下落の途上である可能性も踏まえると、それも致し方なしという気もします。
あるいは、ヘッジのショートを掛ける。

3連休を見ていても、ビットコインの価格もまた落ちてきていますし、個人的にもショートポジションは維持しています。

このタイミングで、自分自身が許容できるリスク量をしっかり考えてみる姿勢が大切と感じます。