Another skyを探す旅

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【負けない投資】英国トラス政権の一時しのぎから透けて見える、インフレの深刻度合い。事態は末期症状。

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さて、一週間の投資の振り返りをしていきます。

 

このブログでは毎週のデフォルトとしているテーマなのですが、

もうそろそろ最終回は近い気がします。

理由は後ほど説明します。

 

 

 

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先週は、一時長期金利が下落する局面がありました。

 

原因としては、トラス新政権後のイングランド銀行英国債の無制限購入を表明した影響が大きいですね。

トラス新首相が大規模な減税策を打ち出し、財源不足の懸念からポンドが急落。過去最安値を付けるなど市場は大混乱となったのです。

 

減税が英国の財政悪化につながると受け止めた市場は英国債を売り、歯止めを掛けるべく中央銀行による国債買い付けをおこなうということです。

 

しかし、日本も同様なのですが、政策が完全に付け焼刃でしかないのですね。

 

たしかに、一時的に米国債も買いが出て国際価格が上昇。長短金利が下落しましたが、

いつも言うように、

根本は何ひとつ変わっていない。

 

米国の消費者物価指数、CPIは8.3%。英国に至っては、9.9%です。

日本でも10月以降の一斉値上げが話題になっていますが、比ではありません。

 

イタリアではムソリーニにも通じるとされる極右政権が発足しましたが、欧州各国の国民感情は我慢の限界に達しつつあるのです。

 

インフレが緩和されない限り、各国は金利上昇の手を緩めるわけにはいかない。(ただし日本は何もしていないので除外)

 

FRBは、パウエルが言うように、FFレートの上昇は、景気を犠牲にしてでも止めない。多分、その通りになるのでしょう

 

このブログで以前から言っていますが、遠からず、暴落がくるのではないか。そのような思いが頭をめぐります。

 

 

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いつもの、米国長期債ベアファンド、TMVの運用状況を振り返ります。

週中で143%のプラス。含み益で500万円を超えてきました。思っていたよりも上がってきた感じです。

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一方の日本国債

相変わらずのマイナス推移ですが、それでもマイナス幅が改善され、ほぼトントンの状況まできました。

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まあしかし、来週はどうなるか、まったく分かったものではありませんが。

 

 

 

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今後についても、金利上昇トレンドは変わらないと考えますが、

個人的に、当初からブログで公開することも含め買ってきた米国債、日本国債のベアファンドですが、

両銘柄あわせて評価額が1,000万円を超えてきました。

 

www.glocal2019.com

 

 

www.glocal2019.com

 

 

 

おふざけでやっているつもりもないのですが、

さすがに1,000万円超えてくるとは思ってなかったので、どこかでリバランスを入れるかも知れません。

 

となれば、どこかでこの記事も最終回を迎えるということになるかもしれません。

 

この記事の目的は、インフレと金利上昇(国債下落)について、意識を高めることでした。

今現在、インフレは世界的な問題として誰もが感じていますし、一般の新聞にも金利の記事が一面で掲載されるまで関心が高まっています。

 

もはや、当たり前の話をしているような感覚になりつつあります。

 

最終回となる際には、あらためてお知らせします。