二兎を追う者は一兎をも得ず。
これが、世で広く知られる格言です。
最近このブログ、やたらと投資の話が多くなってきたのですが、
あえて例えるなら、FRBのパウエル議長。
そもそも、インフレの兆候を見極められず、初動が遅れた。
さらに、
金融政策が引き締まるにつれて米国やスイスの銀行が破綻。これからは金利引き上げを緩める可能性が高い
そんなことを言っていました。
つまり、景気の状況を見ながら金利引き上げの手綱を緩める
そのような柔らかいコメントに終始した結果が、この世界的な高インフレ、いやスタグフレーションの始まりです。
明らかに、二兎を狙ったのですね。
それがうまくいけば、賞賛された。しかし、なかなか世の中そんなにうまくいかない。
FRBの議長ですら上手くいかない笑
凡人の我々ならなおさら、まず一兎を取りに行く。それで精一杯でしょう。
しかしですが、
実は長い人生のなかで、どういうわけか何をやっても上手くいく。
そんな時期が、もしかしたら来るかもしれない。
スポーツで言うところの、ゾーンに入るというやつですね。
そんなときは、二兎でも三兎でも、抱えられるだけ取りに行く笑
そんな、全速力で駆け抜ける瞬間もあるのだということは、どこかに覚えておきたいですね。