今週の投資の振り返りをします。
ご自身の投資判断は自己責任でお願いします。
結論として、個人的なポジションの変更はなしです。
結局のところ、行きつく先は変わらないという印象です。
先週の週央で米国株、日本株、仮想通貨が値を戻し、
一方で米国の長期金利が下がった局面があったのですが、
金曜日の米9月雇用統計がほぼ予想通りだったことを受けて、ふたたび株安、仮想通貨安に動き、
一方で長期金利が4%に向かって上昇してきました。
そのうえで、注目されるのは今週公表のCPI、米国消費者物価指数なのですが、
この数値いかんでは、暴落のトリガーになるかも知れませんね。
物価に落ち着きが見られれば、相場はヨコヨコのレンジになるかも知れません。
足もと、株価や仮想通貨が底打ちし、反転上昇トレンドに向かうという意見が多くなってきた感があります。
しかし、個人的な意見としては、「まだ無理」です
仮にインフレ率が横ばいに留まるにせよ、
11月にはまた、米FOMCでFFレートが少なくとも0.75%利上げされることになるでしょう。
どう考えても、リスク資産にとって厳しい環境は続きます。
一度、大きな下落があるか、もしなければさらに厄介な、ダラダラ下げが継続される。
そんな展開を予想します。
個人的に保有する米国長期債のベアファンドTMVですが、
まだポジションは維持しています。
日本債券ベア投信も、ポジション維持しています。
以前の記事にも書いた、S&P500のベアETFであるSOXSや、ビットコインのショートポジションも維持しています。
先にも述べたように、今週のCPIが注目されます。
しかし、結局のところ、状況は変わらないと思います。
いつも言いますが、根本は何も変わっていない。
小事を大きく捉えて、環境が変わったと考えるのは時期尚早。
それが個人的な見解です。