1週間の投資を振り返ります。
投資判断は、自己責任にてお願いします。
ここ最近、YouTubeなどでも、トレンドが上昇転換したのではないかと言う意見が増えています。
しかし個人的には、リスク資産については下落トレンド継続と見ています。
物価の上昇が落ち着く気配は、いまだ見られません。
消費者物価指数CPIは、8.2%と高い水準にとどまっています。
週末のミシガン大学の予想インフレ率調査結果も高い水準であったことから、早期の利上げ幅縮小は見込めない状況です。
雇用統計についても、3.5%と堅調な雇用環境が示されたことから、FRBがFFレート引き上げに躊躇する理由はあまりないと考えられます。
10月のFOMCでも引き続き0.75%の利上げが濃厚と見られます。
そのような金利環境を背景に、株式、債権、日本円、仮想通貨も値を下げています。
ここ最近における市場の動きを見ていて感じるのは、金余りなのか何なのかは知りませんが、
過度な楽観ムードが市場に広がり、その都度雇用統計や消費者物価指数などのデータが冷や水をぶっ掛けるという構図です。
本当に、同じことを何回も繰り返している。
市場の雰囲気に流されると、非常に危険な結果を招きかねないと感じます。
個人的に保有している米国債ベアファンドTMV、日本債券ベアファンドの動きを確認します。
まずは、米国債ベアTMV。
実は先週、TMVを20株40万円だけ利確しています。
基本的にはホールドです。
続いて日本債券ベア。
こちらは相変わらず含み損です。
市場では、トレンド転換が起こるのではないかという楽観論が出始めています。
しかし、本当にいつもの繰り返しですが、根本は何も変わっていない。
ここを押さえつつ、慎重に投資判断をしていきたいと考えています。