今年も、昨年に引き続き個人的な投資の考えについて、当ブログで書きたいと思っています。
昨年は週1回、月曜日に書いていたので、今年も続けたいと考えているところです。
とはいっても、個人的なポートフォリオについては、実はほとんどノーポジです。
つまり、ほぼ全額を日本円で保有しています。あとは、ゴールドの現物を地金型金貨やイギリスの金貨(これはブログでは公表していませんでした)として保有している程度です。
昨年末のブログ記事で書いたのですが、
個人的に、まだ十分とはいえない「守り」を精一杯固めて、そこから「次の攻め」への機会を狙う
これを自分としては重く感じていて、
資産は今、大半を日本円として保有していますが、この状態事態が「守り」を固めるにあたって、十分とはいえないと感じています。
個人的には、
資産の大半を日本円として保持すること自体が、まったく「守り」になっていないと考えています。
そもそも、一昨年2021年にビットコインを全利確し、翌2022年は投資らしい投資としては、ブログでも毎週公開したTMV米国長期債ベアファンドETFくらい。それも、たいして大きな金額を投じていたわけでもありません。
ただ、ビットコインの売却にからむ国税や地方税を払ったりして、自分としては大きなお金が出ていったり、税務関係の問い合わせを受ける(脱税は一切していない)など、投資以外のところで何となく落ち着かない一年だったという感じです。
では、なにが「守り」なのか?
守りに向けたファーストステップは、個人的に米ドルしかないと考えています。
USDJPY(trading view)
日本円として保持していることは、つまり日本円に投資ポジションを持っているのと同じ。
これを本当に感じていて、投資では資産バランスが大切で、無意識に取っているポジションが実はすごく偏っていたというのは避けたい。
昨年末まではじつは米ドルも保有していたのですが、円安ドル高が151円までいったり乱高下したので、気の迷いで利確してしまったのです苦笑。
しかし、これから買う米ドルは利確などではなく、長期保有するための資産として買っていきます。
米ドルについては、足元で円高に推移しています。
黒田日銀が年末に、突然の金融緩和修正をおこなったことを契機に、大きくドル円相場が動きました。
さらなる円高を予想する声は多いです。
個人的には、もっと円高になってほしい。
そこで米ドルを買います。
もしかしたら、日本円はもうその水準まで戻ってこないかも知れない、この先二度と。
そのようなシナリオも想定します。
最後の買い場。
なので、今はノーポジでも、個人的には緊張感をもって動きを注視しています。
米ドルがベストとは思いません。アメリカではインフレがまだ高止まりしています。つまり、米ドルと言えども物価の観点から考えると減価を続けています。
しかし、このタイミングで買いたいと思う投資対象が見つからない。
これから間違いなく値上がりするだろうというのは、缶詰めとか?
いや全然笑い事ではなく、食糧問題は深刻になることでしょう。危惧しています。
つまり今日は、
日本円として保持していることに、まったく安心感を感じられない。
これをお伝えしたかったのです。