何事にも上達への道というものがあります。
誰もが初心者からスタートすることになりますが、技術の熟練とともに中級、さらには上級者と自他ともに認識するようになります。
ほぼ全てのジャンルでと言ってもいいくらい、
上級レベルも様々に細分化されています。
その区分として「アマ」なのか「プロ」なのか。これが大きな分かれ目になる。
プロといえば、その道で生計を立てている人なのは間違いないでしょうから、腕も確かと思われがちです。
一方のアマ。
これには様々な実情があるでしょう。
技術的にもプロ未満。であるから、あくまで趣味としてたしなむ。
もちろん、生計は別の「糊口(のりぐち)」が必要になります。
しかし世の中にはいろいろな人がいて、
明らかにプロ連中よりも高い技術を持っている。しかし、稼ぎ口にはしていない。
そのような人も、少なからずいるのです。
アマチュアというのは、必ずしも技術で劣るということではなく、
あえてその道で稼ぐ必要もない。そのような経済的優位性を有するアマもいる。
どうせ何かをやるのなら、最高のアマを目指すのも、ひとつ究極の到達点のような気がします。