Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

人間には「ゴールをずらす」くせがある。それを認める。

人間は、往々にして最初に決めたゴールを途中でずらす習性があります。

人間の決心などというものは、その程度にいい加減だったりするものなのです。

それが好結果を生み、俗に言う結果オーライになったという場合もある。しかし、ゴールをずらしたばかりに取り返しのつかない泥沼にはまってしまうこともある。

そうなると、普通の人間ではメンタルコントロールが効かなくなってしまいます。

この心の動きというのは、投資をする人なら心当たりがあるはずです。

投資対象が思いのほか値を上げている。こんなところで売ってしまうのはもったいない。
こういう心理です。

予期せぬ暴落というのは、こういう場面で起こりやすい。

思いのほか値を上げているというのは、単なるオーバーシュートの可能性が高いのです。

投資だけでなく、人生においても精神を平静に保つことは、重要ではあるものの大変難しいことでもある。

経験が長い投資家であれば、一部を売却し利益を確定させる手法を使います。

損をしないためというのももちろんですが、精神を保つためでもあります。

勝てる投資家ほど、自分自身のメンタルが弱いことを知っている。
自分のことをどこかで信用していない。

自分のメンタルなどというものは、所詮その程度のもの。ここを立ち位置にすれば、
メンタルに過剰な負荷を掛けないようにする、自分への気づかいという感覚が生まれます。

繰り返しになりますが、
自分というのは、あなたが思っているほど強くない。

ここを冷静に認識することが大切だと感じます。