Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

今の日本を生きる人の、どのくらいが楽しんでいるか?

今の学生たちも、かつて受験戦争などと言われたロスジェネ世代と変わらず、というよりもむしろ勉強の負荷は上がっているのではないでしょうか?

自分で確たる選択能力もないうちから小学、中学受験が始まります。

受験勉強だけでなく、様々な習い事をそれこそ分刻みのスケジュールでこなす毎日。

それが本人の知的好奇心からの行動なのなら分かりますが、親が与えたプログラムを消化するのに精一杯という子も多いでしょう。

言い尽くされた話ですが、良い大学に入り束の間の4年間を楽しむ間もなく就活が始まります。

せっかく努力して手にした企業の内定ですが、そもそもその会社が一生の安心を保証する時代はとうに終わっています。
転職やフリーランスが当たり前の時代、なにを武器に生きていくのか?その武器はどうやったら手に入るのか?

将来結婚して家庭を持ち子どもが出来ても、それを支える経済力に自信がない。
だったら最初から結婚は無理に望まない。

彼らを一概に批判するのは違います。
彼らが置かれた環境で、それは彼らなりの合理的判断なのです。

なにしろ、今の日本では大人も子どもも将来に明るい見通しが描きにくいし、実際に今の日本では比較的な将来予測が圧倒的です。

今の日本を生きている個人として、偉そうに日本をなんとかしないとなどと考えるのもちょっと上段過ぎる気がしますが、

せめても、まず自分はどうなのかと問うのが先な気がしますが、さてどんなものでしょうかね?