Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

投資においては、「頭と尻尾」を狙ってはいけない。

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月曜日の記事は投資の話がメインです。

 

個人的な見解について述べるに過ぎないので、ご自身の投資は自己判断、自己責任にてお願いします。

 

米国株、日本株、仮想通貨。

価格はこれから上がるのか、下がるのか?

 

人によって予想はバラバラです。ここまで予想が散らばっているのも珍しい。

 

例えばビットコイン

これから上がる、そう主張するインフルエンサーも増えています。

 

その矢先、先週金曜日10日に、ビット金価格は6%下落しました。

日本円にして価格幅10万円ちょっとです。

 

この程度の変動は、ビットコインにはよくあることです。

しかし今後の上昇に軸足を置いた投資家のなかには、手痛い目に遭った人もいるようです。

 

例えば、青汁王子として有名な三崎優太氏。

 

同氏はYouTubeで、「40億円を賭けた世紀のギャンブル」が「最悪」なことになっていることを公開しました。

 

シンガポール仮想通貨取引所ByBitを用いて、5億円の原資に8倍のレバレッジを掛けてロングポジションを持っていたようです。

 

それが足元の下落によって、大きなロスを出したということらしい。

 

これ以外にも仮想通貨投資を通じて、13億円を投じていたようですが、それが3億にまで減ったようです。

 

ご本人は「投資のセンスがない」と言っているようですが、こと相場観、これからの上昇下落を読み切ることに関して言えば、今というのは非常に難しいタイミングでもあるのです。そこについて青汁王子のセンスがあるないは、あまり関係ない気がします。

 

問題があったとすれば、このような難局で大きなレバを掛けて勝負に出たこと。

今は難局なのです。

 

 

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前述の通り、株も仮想通貨も、インフルエンサーと呼ばれる人々の間でも意見が割れています。

 

なぜか?

大きな要因は、米国のインフレが落ち着くのか再燃するのか、まだはっきりと読み切れないからです。

今後FRB政策金利をどのようにコントロールするのかに世界が注目しています。

 

相場の方向感がはっきりと見えないから、大きなボックス・レンジのような環境が続き、不用意なポジション取りが命取りになるのです。

 

ひとつ言えるのは、今の相場に自信がなければ休む。手を出さない。それだけのことです。

 

インフルエンサーが煽ります。

底値を取れなかったのは投資家として機会損失だ。未熟だ。

 

しかし個人的には、まったくそのようなことはないと思います。

鬼や悪魔?がうごめく相場の世界で、なぜ戦いの檻のなかにエントリーし続けなければいけないのか?

 

我々は機関投資家ではないのです。

誰かの資金を、成り替わって運用しているのではないのだから、休む時間があっても誰にも文句を言われる筋合いはないのです。

 

もっといえば、いつも利益を出し続ける必要すらないのです。

自己崩壊さえしなければ、投資の世界で生きていけます。

 

本当に自信が持てるタイミング、銘柄を選んで落ち着いて投資する。

それが出来なければ、ドルコスト平均法を用いてタイミングに関する自分の裁量を減らす、なくす。

 

頭から尻尾まで取りきるような、かっこいい大勝ちは狙う必要すらない。負けない、負けても死なない投資を追求する。

 

そのような姿勢で十分なのだろうと考えています。