世界でも、そして日本でも、インフレの波が高くなりつつあります。
大手を中心に賃金の引き上げがされる兆しもありますが、
コスト高に苦しむ中小では、なかなか思うようにいかないのが実情でしょう。
しかし賃金が上がる人も、そうでない人もやらなければいけないことがある。
それは、少しでも種銭を作ること。
これを今すぐにやらなければいけない。
「21世紀の資本」でも知られるフランスの経済学者トマ・ピケティは著書のなかで言っています。
r>g
つまり、資本収益率は労働成長率を上回る。
平たく言うと、資本から生まれる収益は、労働によって得られる賃金の成長率を上回る。
投資がもたらすリターンが、労働のリターンより高いという事実から、目を逸らしてはいけないと思う。この傾向はこれからも強まる。
つまり、結局のところ経済格差はさらに拡大する。
賃金が上がらない人はますます生活に苦しみ、一部のお金持ちはさらにリッチになります。
今はまだ、投資のベストタイミングではないというのが、このブログの立場。
それが当たっているとするなら、まだ間に合う。
ここぞという時を迎えるまで、少しでも多くの種銭を積み上げる。
今は、それが本当に大切な時期だと思っています。