Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

今年こそは、「生活」を人質にとられないように。

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昨年もですが、おそらく今年はさらにインフレが進むでしょう。

食料品はじめ物価高に、多くの人が苦しむはずです。

 

多くの中小企業はおろか大企業でも、サラリーマンの賃金は物価上昇に追いつきません。

 

当然、外食を減らしたりレジャー費を削減したりとやりくりに苦慮する一年になるでしょう。

一方のインバウンドですが、為替差を活用し外国人が相変わらず日本に大挙します。

宿泊、観光や飲食業界でも経済力が相対的に有利となった外国人を優先し、手離れが少ない日本人客を後回しにする動きは加速するでしょうね。

 

今の会社に勤めている限りは急に賃金が上がることもあり得ないので、真綿で首を絞められるように生活水準を少しずつ落とさざるを得なくなります。

 

我々は昨年以上に、「生活」という言葉に縛られた一年を送ることになるでしょう。

 

理不尽だと思うことにも、それは違うと言えなくなる、かもしれません。

 

新年にあたって、自分自身が心がけたいこと。それは、

結局自分は何がしたいのか?

これを考え続けることです。

 

これを読んでいる方には、ご自身のなかで答えが明確な方もいるでしょう。答えが出ない方も多いでしょうね。

 

自分のなかで目指すべき道がはっきり見えているのにも関わらず、

今年は社会や世間や会社や他人から、ときには親やごく近い家族からも「生活」を人質に信念を揺さぶられることが多い。

そんな年になることを危惧します。

 

我々は忙しいので、文字通り心を亡くして日々自分に投げつけられる様々な仕事をこなすことに精神をすり減らします。

 

自分の本当の心を一番後回しにして、いろいろなことをこなすのに精一杯になります。ちょっと脇見をしようとすれば、すかさず「生活」が突き付けられます。

 

それでも

結局のところ、自分は何がしたいのか?

それを問い続ける一年にしたい。今年は多くの人にとって、人生の分岐点になる一年だと思います。