多分あまり、世の中では関心を持たれていないのですが、
仮想通貨のひとつであるビットコイン価格が、12月16日の夜、未踏だった20,000ドルを超え、今もなお史上最高値圏にいます
日本円にすると、2百万円強ということになりますが、この価格帯に到達するのは2017年末の、ビットコインバブルと呼ばれる高騰劇以来になります
当時の最高値を付けたあと、ビットコインは2018年の1年間を掛けてひたすら下落トレンドを踏むことになります
象徴的な事象のひとつが、コインチェックという取引所からXEM(ネム)とよばれる仮想通貨が580億円流出した事件です
あの1月末の真冬の出来事が、仮想通貨業界に冷水をぶっ掛けることになったのは間違いありません
僕はこの年も、所持していたビットコインなどをほとんど売却しませんでしたが、結果的に評価額ベースで数千万円を吹き飛ばしました
税金を払えなくなった人や、自殺者も出たといわれる市場です。僕自身、当初の投資額を毀損することはなかったものの、なかなかに胆力を鍛えられました苦笑
僕は2019年の相場回復局面で玉を軽くしつつも、それでもなお、HODL、ガチホにこだわり、今でも当初10万円から買い始めたビットコインを所持しています
一方で、長期投資だけでは効率があまりに悪いことを痛感したので、少しだけ短期投資もやり始めました
仮想通貨界隈は、20,000ドル超えでお祭り騒ぎになっていたのですが、僕としてはいろんな思いがありました
今日は、12月16日をめぐる雑感を書いてみたいと思います
12月12日に、このブログでビットコインに関する1年の振り返りを記事にしました
主に、短期投資に関する記事でした
今年については、年間収支では利益が出ていました。しかし一方で、
なんか、最近勝てないな。そんなことを思っていました
ビットコイン価格が20,000ドル突破に何度もトライするのですが、その都度レジスタンスされる
多分、20,000ドルは超えるんだろうな
そんなことを頭では思っていましたが、一方で、2017年最高値からの急落をよく思い出しました
ビットコインは、そんなに甘くない
そんな感覚も持っていました
なので、買いを入れても、値を下げるとすぐにロスカットする
そんなことの繰り返しで、3万、5万、10万と損切りをひたすら繰り返していました
損切りの額も、累積だと結構な額にはなったと思います
なんか、勝てん苦笑。そんなことを思っていたとき、YouTubeのコインテレグラフちゃんねるという番組で、投資家のドルフィンfさんの解説を聞きました
中国の偉大な軍師に学ぶ 仮想通貨ビットコイントレードの極意【ドルフィンfのチャート分析】
ドルフィンfさんは、大手証券会社出身で、仮想通貨取引所の開設にも関わってきたトレーダーです。AIなどを活用した独自の投資手法を確立していて、僕の印象としては手堅いトレードをする方という印象です
その氏が、中国の軍師「漢信」を引き合いに、負けないトレードの話をしていました
「漢信の股くぐり」という故事があります
街中の輩が、若かりし日の漢信に、刀で自分を斬ってみろとそそのかします。できなかれば、自分の股をくぐれと
中国で股をくぐるというのは、プライドを捨てた、死ぬよりも恥ずかしいこととされていました
斬って捨てれば済んだものを、漢信は躊躇なく股くぐりを選びます
無駄な戦いをしないこと
短期投資に関して、僕はとかく、接近戦にはまってしまうクセがあります。俗に言うポジポジ病というやつです
僕は20,000ドルを超えるまで、短期トレードはしないと決めました
20,000ドルを超えたのは、16日の夜10時半過ぎだったと思います
というのは、僕は疲れて寝ていたので、よく知らない苦笑
ふと目が覚めたのが、翌朝の4時半頃でした
起きてしばらくして、チャートを見てみると、20,000ドルを超えている。
僕はとりあえず2BTCの買いを入れました。
レジスタンスラインを超えたら、上は未知の領域。やっと買っていけると思いました
上から下まで値幅を取ったとすると、1BTCあたり50万円くらいは取れたことになります
しかし僕は、そのようなトレードができませんでした。取れた値幅は1BTCあたり25万円。それでも2BTC仕込んだので、1日で50万円を取ったことになります
下手くそなトレードながら、なんとか一日を終えたという感じです。
そんなことで、ビットコインが20,000ドルを超えた日の雑感を書いてみました
ビットコインに関心のない人にとっては、極めて退屈な記事だったと思いますが苦笑、最後まで読んでいただきありがとうございました