世界同時株安ですね
米国株も、日本株も、下落が止まりません。上海は大きな下落を見せていませんが、意図的なものを感じざるを得ません
この状況をどのようにとらえるか
今日は、暴落相場から今後の投資行動をどのように考えればよいのかを考えてみます
落ちるナイフ
僕個人としては、
日本株にはほとんど触っていません(記事作成:2020.3.1時点で)
細かいことをいうと、究極の打診買いで数銘柄だけ、ごく少額持っています
セクターは鉄鋼、商社などです
まあ、ものの見事に下がってますね。鉄鋼銘柄の評価額は3割減です
なぜ、少額でも日本株を持っているのか?
多少なりともポジションを持っていると、人間はちょっとは痛みを感じるからです
そんなささやかな相場観は持っていたいと願っている、ということです
日本株以外は?
僕が日本株以外で持っている資産となると現時点では、金のETF、米国株のETF、フィリピン株のETF、あとは仮想通貨ですかね
キャッシュ比率が高いですね。まあ、納税資金は別としても
日本株が嫌いなわけではないのですが、なかなか投資に向かうアドレナリンが湧かなかったのです苦笑
しかし、この暴落をうけて日本株の配当利回りは軒並み上昇していますね
日産自動車の12.3%を筆頭に、日本を代表する銘柄が利回り5%以上に山ほどあります
問題は、日本の実体経済、企業業績がどのように推移するかですね
減配や無配になったら、高配当株なんて言ってられません
まず、落ちてくるナイフがどこに突き刺さるか、見極める必要があるでしょうね
また、日本の場合はアメリカにも増して中国との経済的つながりが強い
生産拠点を持っているメーカーもたくさんあります
サプライチェーンが寸断された影響も心配です
消費増税も、ボディブローのように効いてきていますね
良い銘柄の、今後の業況を見極めつつ、ナイフの落下点でつかめるか、日本株はそんな感じになるでしょうね
日本人の賃金水準が低下してきたといわれますが、裏を返せば企業は内部留保を厚くしてきたということでもあります
既に保有している銘柄については、あらためてその企業の成長性を考えてみる機会にしなくてはなりませんね
今後の継続性が期待できる企業であれば、しっかりとホールドしていれば良いということになりますしね