Another skyを探す旅

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仕事を奪われたダンサーと、東京ディズニーランド。 好きなことを仕事にする難しさ

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仕事がないダンサーと、ディズニーランドの苦境


好きなことを仕事にする難しさ



東京ディズニーランドで、仕事がないダンサーに対し、配置転換を求められている問題をご存知でしょうか?


合意できなければ、退職勧告が出されます


確かに今、コロナウィルスの影響でイベントが中止される中、ダンサーの出番は激減していることでしょう


こうしたダンサーに対し、園内の窓口業務等への転換が求められているようです


応じなければ、手当を受け取り退職と言うことになる


ちなみに、対象者は1000人程度と見られます


すでにダンサーに対し、来春まで仕事はないと通告されているようです


ダンサーに限らず、コロナの影響で、今までやってきた仕事がうまくいかなくなっている人は多いでしょう





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外国人観光客によるインバウンド需要もそうですが、
そもそもエアラインもろくに飛んでいない状況で、海外ビジネスは停滞を極めています


そのような状況の中で、これまで自分がやりたい、夢だった仕事に運良く、そして自分の努力で手に入れた人は、今大変な苦難の状況にあります


自分の好きなことを仕事にする


これは人間にとって、とても幸せなことです


しかし一方で、人間は生活していかなければならない


生きていかなければならない


それもまた事実です


従業員と言う形で会社に雇われ、生計を維持していた人にとって、このジレンマを気持ち的に整理するのは簡単なことではないでしょう


本当に辛い


それが紛れもない事実だと思います


では、どうすればいいのか?


明確な答えを持ち合わせていないのですが、

ただ言えるのは、本当の自分の気持ち
つまり自分が心から何を望んでいるか、それがこの逆風下ではっきりと再確認できるかもしれない

自分はダンスが好きなんだ
そこに一点の曇りもないんだ

それを再認識できる

そこを、せめてものプラスと考えられるか


本当にダンスが好きなのなら、
たとえ一時的に、ダンスの仕事から外れたとしても、
業務外の時間で、ダンスのスキルを高める


自分の技術を維持しながら、再びのチャンスを虎視眈々と狙う

それが、ダンサーとしてのサバイバル戦略になるのではないでしょうか


こういう事例はダンサーに限らず、またコロナに限らず、多くの人が経験し感じている問題です


それがこの中ではっきり見えたと言うことでしょうか


確かにディズニーランドの問題は、ある種残酷な問題でもあるのですが、

おそらくこれからも、こんな話は山ほど出てくるはずです


好きなことを続けると言うことが、どういうことか

そして、働くということがどういうことか


人としての根源というか本質に横たわる問題を突きつけられている気がします