気疲れ、という言葉があります。
たしかに、緊張状態が続いたために消耗するということは日常的にあります。
仕事上ではもちろん、プライベートにおいても我々は日々決断を強いられて生きています。
大なり小なり決断をしない日というのはまずないでしょう。
社会的な立ち位置の変化もあり、年を取るごとにその傾向は強まります。
決断疲れともいうべき消耗を軽減することはできるのか?
Magnificent7の一角であるApple。
その創業者であるスティーブ・ジョブズがいつもISSEY MIYAKEの黒タートルネックとLEVIS 501、NEW BALANCEのN992を使っていたのは有名です。
いつも同じ服装をすることで、「今日は何を着るか」という選択に使う時間と労力を避けたといわれています。
Metaのマーク・ザッカーバーグ。
彼も、イタリアのBRUNELLO CUCINELLIというブランドが好きで、いつもこのブランドのTシャツを着ています。
ザッカーバーグも決断避けをしているといわれています。
世界的な企業のCEO達が服装に要する決断を避けるべく、同じファッションで通している。
毎日同じ格好をする。
なかなか、信念がないとできることではないと思いますが、大切なのは彼らの真意です。
なぜ日々の服装選びを避けるのか。
ジョブズにせよザッカーバーグにせよ、それは自分のリソースを仕事に振りたいからでしょう。
自分が大切にすることを軸にしてライフスタイルを組み立てる。
それにはまず、自分にとって何が大切なのかを知ることから始めないといけませんね。