ビットコインの注目度が下がっているようです
それも当然かもしれません。
4月には史上最高値の1BTC(ビットコイン)700万円に達したのですが、現在(2021.7.17)は半値以下の345万円付近を推移しています
わずか3か月で半値ですから、多額の損失やロスカットを食らった投資家も少なくない。
いくらボラティリティが大きいと頭では分かっていても、今年中に最高値1,000万円は目指すなど、期待されていたので、失望感を持った人も多いはずなのです
ビットコインに関するネガティブなニュースも目に付く、このような厳しい地合だからこそ、なおさらそう感じるのかもしれません
現在、自分はノーポジです
今後も投資対象からビットコインを外すのか?それとも、また投資するのか?
あくまで個人的な目線なのですが、
今後のビットコインについて、現時点で思うところを書いてみます
いま、仮想通貨の価格が全般に下落しています
ビットコインに限らず、イーサリアムなどアルトコインも価格を大きく下げました
もともと価格が不安定で、ボラティリティが高いとされる仮想通貨です。上昇局面では上げ幅が大きいのですが、下げもきつい
価格が低迷する局面では、様々なネガティブニュースが目につきます
もともと、テスラのイーロン・マスクのTwitterひとつで大きく値が動いていたのに加え、マイニング時の消費電力がSDGsの観点からそぐわないなどと批判され、さらに最近では海外大手取引所のBinanceに対する各国の規制など、悲観的なニュースが多出していたのです
そんななか、価格がピークの半値以下に落ちてきた。
もうビットコインは終わり。そのような意見が増えるのもこういうタイミングです
しかしですが、自分はこの光景を以前にも見たことがあります
特に、2018年は1年間を通して、このような批判的な見解が増え、注目度も落ち続けたのです
繰り返しになりますが、ビットコインはボラティリティが高いことも相まって、投資家の意見も様々あり、注目度合いも波が大きい
BTCの現物、ロングポジションを持っている投資家のなかには、損切りを考えている人もいるかもしれません
メンタル的にタフな局面です
しかし、ビットコイン市場は過去にも、今回を上回る値幅、時間軸の調整をおこなってきたのです
2017年時の最高値更新を経て、2018年はほぼ1年がかりで下落し続けました
2019年に入って、一旦の底打ちをしたのですが、そのときもアダム&イブという、強い反発のサインでありながらも、非常にとらえにくいチャートを描きつつ、再度上昇していったのです
しかし、ことは簡単ではなく、ご存じのコロナショックによって大暴落しました。結局は、それが大底となって、700万円までの上昇劇につながったわけです
なので、ビットコイン価格がこのまま下落し、価値がゼロになるとは思いません
かならず大底を付けに来ると思います。ただし、今回の下落トレンドが大底につながるのかは分かりません。
むしろ、遠からず上昇を始め、1,000万円までは到達しないまでも、600万円近辺まではいったん上昇し、それからかなり厳しい下落相場を作ってくるのではないか、そんなことを感じます
本当の下落は、来年来るかも知れません。分かりません
ただ、本当の大底を形成したのちは、次なる半減期イベントを目指し、2021年を上回る強い上昇を見せるのではないかと考えています
次のピークは、2025~6年あたりになるのでしょうか
個人的に、現時点では仮想通貨はほぼノーポジです
だからといって、今後ビットコインをはじめとする仮想通貨に投資しないというわけではありません
今年の4月から5月、700万円の過去最高値を付けて以降、600万円付近に下がるまですべての玉を手仕舞いし利益確定したのですが、現時点で今年の納税概算額も数千万円になると予想されるので、一定額の現金を銀行口座に資金移動済みです
ただし、取引所にもまだ資金が置いてあるので、その範囲内で取引をする予定です
おそらく、今後は2,000万円を目途に投資していくことになると思います
もちろん、含み益が出ている場合についてはその分も上乗せです
いずれにせよ、仮想通貨投資にはメンタル的に辛く厳しい局面がつきものなので、大局観を忘れずに上手く立ち回りたいものです