我々は人間なので、
いつも全速力で走り続けることなど、できるわけもありません
世の中というのは、言うまでもなく平坦な道ばかりではないですね
坂道もあれば、曲がりくねったカーブもあります
常に全速力で走り続けることだけを考えていると、いつか道から脱線して大怪我しまう
そんなことにならないように、
ペースを落として
しっかりとした足取りで、ゆっくり進むのは悪いことではありません
特に人というのは、
歳を重ねるごとに、いろんな荷物を自分の肩に背負い込みます
あまりに無理なハンドリングを続けると、
荷物をふるい落とすことにもなりかねません
その荷物は、自分にとってかけがえのないものかも知れない
そういった力加減が大切であることを知った人のことを、本当の大人というのではないでしょうか