Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

「死にたい」というのは、特殊な感情ではない

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希死念慮、という言葉を知っていますか?

 

自殺願望のことです

 

精神科医である樺沢紫苑先生を、人気YouTuberとして知る人も多いです

 


「自殺したい!」と思ったときにまずやるべきこと【精神科医・樺沢紫苑】

 

 

1週間前、

 

「死にたい」と相談してもいいですか?

 

というタイトルの動画が上がっていました

(引用している動画とは異なります)

 

樺沢先生は、自殺に関する動画を複数アップしています

 

 

見るかどうか、正直ちょっと躊躇しました。なぜだか分かりませんが

 

三浦春馬さん、竹内結子さんの件も、多くの人に衝撃を与えました

 

 

警察庁のサイトによると、令和2年に入って、日本での自殺者が9月末時点で14,974人いる

 

うち男性は10,170人。女性は4,804人

 

WHOの調査によると、人口10万人あたりの自殺率では、男女合計で18.5人と世界で14番目です

 

男性は26.0人で17位。女性は11.4人で8位

 

世界的に見ると、日本は女性の自殺が多い。とはいえ、男性のほうが自殺者が多いのですね

 

調べてみるまで、そんなこと思いもしなかった

 

 

 

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樺沢先生によると、死にたいという感情を持つ人は、実は少なくない

 

自殺未遂で病院に搬送される人が、自殺者の大体10倍いるということであれば、今年に入って自殺未遂をした人の数は約15万人いることになります

 

動画のなかでの、先生の仮説を類推させていただくと、自殺願望がありながらも行動できないひとが、その10倍。つまり、150万人

 

ただ、それは僕が今年の自殺者から単純計算しただけなので、実際はもっと多いはずです

 

自殺者が年間2万人以上いることを考えると、150万人では少なすぎる、200万人はいる気がします

 

 

 

自殺者数だけでは、人口との比較が分かりにくいので、先ほどの10万人あたり自殺者数で見てみると、

 

日本でもっとも自殺率が高かったのが、2003年の27人。その前後10年が、約25人以上で推移していて、他の年代と比較しても、突出して多いのですね

 

2003年というのは、どんな年だったのか?

 

年表をみて、気になったのが、日経平均株価が4月に7,607円と、バブル以降の大底を付けた年なのですね

 

今なお、世界との比較で地盤沈下を続ける日本経済の、ある意味象徴的な年だったのです

 

先日みずほフィナンシャルグループの勤務体制について書きましたが、この年にりそな銀行が発足し、公的資金約2兆円が注入されました

 

公的資金の注入などというのは、つまり銀行が不良債権の処理に苦慮していたことに他なりません

 

結局、民間企業では受注の伸び悩みとか、資金繰り倒産とか、そんな受難のときだったはずです

 

 

前年に起こった三菱ふそうバスの欠陥隠しにからむ捜査など、企業のガバナンスが厳しく追及された年でもありました

 

経済的にも、社会的にも厳しい頃だったのですね

 

ロスジェネ世代以降の就職氷河期も、この頃ですね

 

 

そのような時代に、日本の自殺率も高かった

 

 

 

 

 

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今というのは、どんなときなのか?

 

もともと消費税が景気に大ブレーキを掛けたといわれていた矢先の、コロナの世界的な感染拡大です

 

これから世界や日本の景気が、急に好転するというのは予想しにくいでしょう

 

むしろ、コロナの第2波拡大が懸念されるなか、見通しが利かないというのが本当のところではないでしょうか?

 

ふたたびの2003年とならないことを祈りたい気持ちです

 

 

 

 

 

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樺沢先生によると、「死にたい」という感情は、多くの人が持つ感覚らしい

 

つまり、なにも特殊な感情ではない

 

ただし、

それを放置すると、誰もが自殺にいたる可能性が出てくる

 

なので、先生は誰かに相談することを勧めています

 

 

 

 

そもそも、

 

「死にたい」というのは、行動の帰結。着地点であるので、

 

そこにいたる理由、原因というのがある

 

もちろん、衝動ということもあるにせよ

 

そこを、自分で分解できなければ、第三者に協力してもらって解きほぐす

 

そういうことが大切なのでしょうね

 

繰り返しになりますが、

 

 

「死にたい」というのは、特別な人の、特殊な感情ではない

 

 

実は、我々の日常、身近にあり得る感情ということ

 

そして、ひどくなると、誰にでも本当に死にいたる危険性が内在している

 

それを知っておくべきですね

 

 

先生は、こうも言っています

 

自殺者の多くは、誰にも相談しなかった

 

www.glocal2019.com

 

 

自分と言うのは、今日だけの自分ではない

 

明日への自分にバトンを繋ぎたいですからね