株価が高値を更新してきました
ただ、
弊ブログでは、日本株についてほとんど触れていません
日本株投資にもともと関心がないわけではありません。ただ、今はどうしても買う気にならない
僕が言っているのは、あくまで長期投資の観点であって、短期の変動については分かりません
買いたくない理由を考えてみます
先日、アメリカFRBのパウエル議長が金利の据え置きするとコメントを出しました
この前には3回利下げしています
8月に、長期金利と短期金利が逆転する、逆イールドカーブと呼ばれる現象が起こりましたが、景気に対する強気派は、金融緩和措置が景気の下支えとなって、逆イールド不安は払拭されると考えています
逆イールドが起こったのは、今から10年以上前、2007年に遡ります
2007年とは、いったいどんな年だったのか?
リーマンショックと呼ばれますが、リーマンブラザーズが破綻したのは2008年の9月でした
しかし、その前年である2007年の8月には、一連のパニックの予兆ともなった出来事があったのです
リーマンがあまりに象徴的だったので、今ではあまり気にもされていませんが、じつはBNPパリバというフランス最大手の金融機関が、サブプライム問題に端を発して金融市場に大きな衝撃を与える危機を起こしていたのです
2007年の8月です
これはパリバショックと呼ばれています
それから1年後に、あのリーマンショックが起こりました
前回の逆イールドから、1年10ヶ月後のことでした
そして、再び逆イールドが発生した
今後、1年あるいは遅くとも2年
何が起こるか分からない
米大統領選を11月に控え、株価は崩れない
そんな見方も多い
しかし...本当に安心していいか?
これが、僕の正直な気持ちです