今日は、僕たちが大切にしている「お金」って、そもそも何なのかについて考えてみます
あまりに漠然としたテーマなので、自分の思うところをざっくばらんに述べます
お金とは結局全部、「牛乳ビンのふた」でしかない
以前、弊ブログで仮想通貨のビットコインについて記事を作ったことがあります
子どものままごとに使う模擬の通貨を例えとして使いました
それが「牛乳ビンのふた」です
現在ではほとんど見ることが無くなった牛乳ビンですが、紙のふたがついています
ちょうど丸い形をしているので、昔の子どものなかには、きっとお金のようにして遊んでいた子もいるはず
ままごとの世界では、牛乳ビンのふたがれっきとした通貨として流通したわけですね
しかし、ままごと遊びが終われば、牛乳ビンのふたは、ただのゴミになり果てる
そんな内容の記事でした
つまり、ビットコインはみんなの信用によって、その価値を担保している
しかし、よくよく考えると、これはなにもビットコインだけに限らない
米ドルも、ユーロも、ポンドも、日本円も、人民元も、みんな信用にもとづいて成り立っている
国家による通貨の過剰供給が指摘されますが、
日本人の僕らからすると、
もしかすると、僕らは日本円という、ただの「ふた」のために、身を粉にしてあくせくしているのかもしれない
そんなことを考えます
コロナウイルスから感じること
コロナウイルスの世界的流行が収まりません
もはや、歴史的パンデミックといっていい状況です
コロナウイルスは、起源は別として、基本、人から人に感染しますね
なので、震源地の中国から日本人にも感染したように、その他の国の人にも当然感染します
各国の政府はもちろん、継続的な防護策を講じるべきだとは思いますが、しかし、世界ではもはや国内感染が食い止められない状況に入りつつあります
日本でも、
今後、日本人から日本人への感染がもっとふえる
日本は海洋国家で四方を海に囲まれていますが、それでも、ここまで人の往来がグローバル化する現代にあって、国境で止めるというのが不可能になっています
おそらく、これはウイルスだけの話ではなく、
情報もインターネットの発達によって、世界中で簡単に入手することができます
そして、多分、通貨といえどもボーダレス化する
コロナウイルスによる経済ダメージ
現在、米国株もNYダウで27,000ドル弱の水準にあります
日経も、23,000円弱です
コロナショックのことを思えば、非常に高い水準にあり、今後さらに上昇を期待する人もいます
11月の米大統領選挙までは、アメリカの国策相場が続くという声も多い
日経40,000円説もあります
しかし、僕は思いますが、
実体経済がまったくついてきていない
収まらないコロナウイルスと今後の第二波、三波が、ひょっとすると、世界経済に極めて大きい打撃を与えることになる
中国はもとより、近隣では韓国、そして日本の動向にも注意が必要と思っています
日本円が簡単にデフォルトするとも思わないですが
しかし、
これからも必ず、どこかの国の通貨が、ただのゴミに成り果てる
大きな混乱を生むことになりますが、おそらくそのとき注目されるのは、通貨の在り方ということになると思います
まったく予想ができないですが、ゴールドだけでなく、ひょっとすると、ビットコインのような、発行主体が分からないようなものが注目される時代が近く来るかもしれません