Another skyを探す旅

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日本のコロナ安全度。世界からはどう見えるのか?正しい情報をつかむバランス感覚

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コロナ禍中にあって、海外との人の往来はほとんど止まっています

 

ただ政府は、商用目的に限ってですが、ベトナムとタイについて出入国制限の緩和に踏み切るようです

 

アジア各国のなかでも、両国はコロナ封じ込めに成功しているといわれています

 

封じ込めといえば台湾がよく挙げられますが、そこは中国との関係があったり、

 

中国についても、まだアメリカと制限緩和してもいないなかで、中国を先にやるのはちょっと…、といった大人の事情があるようです

 

では、日本自体は世界からどう評価されているか、周辺国はどうなのか

 

今日は、Swiss.infoから国別ランキングを見てみたいと思います

 

もともとの情報ソースは、ディープナレッジ・グループの「COVID-19 地域安全性評価」です

 

1位はスイス

 

ランキングは、「隔離の効率性」「政府の効率性」「監視・検査」「医療体制」「地域の復元性」「緊急事態への備え」等の項目を勘案し、総合的に評価されているとのことです

 

以下、ランキングです

 

①スイス ②ドイツ ③イスラエル ④シンガポール ⑤日本 ⑥オーストリア ⑦中国 ⑧オーストラリア ⑨ニュージーランド ⑩韓国

 

これがトップ10です

 

日本は5位に入っていますね

 

おそらくこの順位は、結果論的に、感染者数を多く出している地域ではランキングが低くなっていますね

 

おもな周辺国では、

台湾は16位です。ベトナム20位、マレーシア30位、タイ47位、フィリピン55位、インド56位、インドネシア97位、北朝鮮129位

 

といったところ

 

個人的に気になった国は、

アメリカ58位、イギリス68位、イタリア53位、フランス60位、スペイン45位、ロシア61位、スウェーデン65位、ブラジル91位

 

ちなみに、調査対象国は200の国と地域です

 

当然のことですが、この調査ひとつを取って安全の確実性が保障される話ではないです

 

調査機関によって、もちろんバイアスはあるでしょう

 

正しい情報はどこにあるか

 

日本国内に住んでいると、マスコミなど日本政府の無策ぶりが話題になったりします

 

にもかかわらず、感染者数が抑えられている

 

麻生さんの言うように日本国民の「民度」の問題なのか苦笑

 

一方で、

 

海外に暮らす日本人駐在員は、コロナの感染拡大で「日本が安全ではない」という理由で帰国しなかった人も多かったと聞きます

 

もちろん、医療体制が弱いインドやインドネシアなどからの帰国者は多かった

 

一方で、台湾や韓国、シンガポールなどは半数以上の駐在員が帰国を選ばなかったという報道もありました

 

コロナウイルスに関する安全度については、様々な観点から検討すべきことです

 

先ほども言ったように、ひとつの機関の結果だけをとらえて断定的に判断するのが難しい

 

なので、日本国内で伝わっている情報や意見が、正しいのかそうではないのか

 

自分が意識、無意識を問わず持っている、持たされている印象が、本当に正しいものなのか

 

そこを、ちょっと疑ってみる

 

 

www.glocal2019.com

 

 

そんなことを日常の中で少しだけ気にしながら暮らしていると、情報のバランス感覚がちょっと修正されてくる気がします