最近、FIREという言葉を耳にする機会が増えてきた
そんな気がしています
ここでいうFIREとは、
Financial Independence, Retire Early
経済的な自立状態を得て、早期リタイアする
そんな意味合いになるでしょうか
本ブログでも過去に何回か、FIREを取り上げてきましたが、いまや世界的な潮流になりつつあります
自分自身、FIREの考え方には大きな示唆があると感じます
一方で、実は世間に、FIREに否定的な考えが多いことも事実です
今日は、なぜ人々がFIREに関心を寄せるのかについて考えます
FIREが、今後の自分と本ブログにとっても、ひとつの大きなテーマになると感じています
本ブログでも度々テーマに取り上げますが、
今日の日本は、世界のなかでも相対的に貧しくなったといわれます
バブル崩壊以降、今も続くデフレ経済。それが端的に表れるのが、我々の給料です
日本人の年収が上がらない。そんなことがいわれて、20年以上経ちます
会社勤めの日本人にとって、企業内での努力によって年収を飛躍的に上昇させることが、難しくなった。そこに払う時間と労力を考えると、合理的ですらなくなった。
そこまで言い切れるのかもしれません
かつては年功賃金でエスカレーター式に上昇していた賃金カーブなど、今や昔の話です
そのような状況下において、最近のYouTubeやブログ記事など見ていても、テーマになるのは、
いかに副業で収入を増やすか?
いかに無駄な支出を抑えるか?
そのようなコンテンツが随分増えました
一般の家計(独身であっても同じこと)であろうと、企業であろうと、生きていくうえで(経済的に)大切になるのが、
日々のお金のやりくり、です
言葉を言い換えると、「資金繰り(しきんぐり)」
例えば、
1か月のなかで収入がある日といえば、なんといっても給料日ですね
そして、支出がある日。ローンの引き落とし日だとか、公共料金の支払い日だとか、いろいろあります
我々は、そのような生活サイクルのなかで「収支尻(しゅうしじり)」を合わせることができているでしょうか?
単月での収支が合っていなければ、預貯金を取り崩すか、ローンに頼るか、そういった手立てを考える必要に迫られるでしょう
しかしですが、
収入と支出の「収支」がマイナスになる。そんな生活を続ければ、確実に我々の生活は破綻します
破綻を防ぐために、どうすればいいのか?
収入を増やすか、支出を減らすか
その2択。あるいは両方ということになるのですが、
しかし冒頭に戻りますが、今日の日本社会で、サラリーマンが勤め先でしゃかりきに働いたとしても、急激に、また将来的にもなかなか賃金の大幅増が期待しにくいのですよね
そこで、「副業」や「固定費の削減」といった、即効性のある話になってくる
こんなところにも、昨今のFIREブームの背景がある気がします
年収横ばい(さらには、減収カーブ)しか見通せない勤め先の賃金体系
かといって、効率性を追求する、ある種資本主義の大前提ともいえるルールから逃れられる企業もありませんから、働く人の労働環境が厳しくなることはあっても、なかなか楽になることは考えにくいですね
さらに、今も猛威をふるう「コロナ感染症」
在宅ワークや、海外渡航の制限、というよりもむしろ、失業率の上昇や貧富の差の拡大など、社会システムの安定を脅かす事態にまで至りつつあります
そのような状況下で、企業経済に束縛されない生き方がしてみたい
そのような思いを持つ人々が増えるのも、不思議はないことだと個人的に感じます
本ブログでは、日常の様々なテーマに加え、お金に関すること、健康や運動に関することをテーマにしてきましたが、加えて、
今後、「FIRE」を深堀りしてみたいと考えています
FIREとは何なのか?
その是非は?
どうすればFIREできるのか?
あるいは、FIREとは異なる道を深堀りしていくことになるのか?
自分でもよく分かっていませんが、
このブログの最初の読者は、(申し訳ありませんが笑)
これを書いている自分自身です
なので、自分の意思に正直な記事を書きますが、
それが故に、それを読んでくださる方のお考えに、おもねるような内容にはならないかもしれません
それをお含み頂いて、今後も本ブログにお付き合いいただければ、書いている人間として、そんな幸せなことはありません