サラリーマンがこの時期、転職に踏みきることについて考えます
転職を実行しようとするなら、次の就職先を決めて、道筋を付けてから実行するのが無難だと思っています
もしくは、当面の生活に困らないだけの生活資金を準備しておく必要があります
もちろん、キャッシュフリーのレベルに突入できる方は別ですが
あらかじめ転職先を確保しておくのはなぜか?
仮に退職後、すみやかに次の仕事が見つからなかった場合、お金がなくなるかもしれない
つまり、キャッシュフローが追い付かないからです。資金繰りが回らないのです
例え、我々が無職になろうとも、日々の出費は不可欠です
食費は、欠かせませんね
賃貸の人は、家賃が発生します。持ち家の人であっても、住宅ローンの支払いがあるかもしれません
水道、電気、携帯電話といった公共料金の支払いもあります
子供がいる場合は、教育費
これらの固定費は、否が応でも、一人ひとりの生活にのしかかってくるのです
雇用保険があるだろ?たしかに、退職者には雇用保険の失業等給付が支給されるのですが、自己都合退職の場合は3ヶ月間待たなければなりません
キャッシュフローをなめてはいけません
企業では、たとえ黒字であっても、キャッシュフローがまわせないばかりに、倒産に追い込まれるケースもあるのです
生活を維持できないと、人間は一瞬で「詰み」ます
サラ金で食いつなぐ、それはおすすめしません
今の時代、転職によって、自分の可能性を切り開くというのは、おおいにアリでしょう
ただし、そこには周到な用意がなければ、足元をすくわれかねません
コロナウイルスが拡大傾向にあるなか、
多くの企業がリストラを敢行しています
特に、対象になりやすいのは中高年世代です
おそらくですが、今後人材市場は二極化が進む
採用を絞る、人手を減らす企業と、人手が慢性的に足りない業種
中小企業の経営環境はこれから、さらに厳しくなるでしょう
存続の危機にすでに直面している
一方で、有用な人材は、いつの時代でも引く手あまたなものです。それも真実
時代の大局を踏まえて考えていくことも必要ですね
発想は大胆に。行動は周到に
それが現実主義というものです