今年に入って特に思いますが、
これから投資をする人は、「勝ちに行く」より「負けない」ことを心掛けるほうが、結果的に成果が残りやすい
投資をする人なら知っているような、有名な株トレーダーでも、今年に入ってなかなか勝てていない。SNSから分かります
今日は、自分の投資の振り返りも兼ねて、今後の投資戦略について考えてみます
仮想通貨については、ほぼノーポジです
今年に入ってショート中心に相場と向き合ってきましたが、それも今は休憩中です
実を言えば、
3月までは申告などで忙しかったのもあり、あまり積極的に動かなかったのもあります
2020年は、仮想通貨にとっても非常に良い年でした
主軸のビットコインはじめ、多くの銘柄で史上最高値を記録し、爆益を手にしたトレーダーも多かったのです
自分としても、5年間ホールドしたビットコインの現物を一旦、すべて手放しました
結果として、利益を手にできたのですが、やはり納税額を算出してみると、税額にあらためて驚きました
まあ、都内にマンションが買える。そんな感じの額です
税理士さんからも呆れられ?ました。企業経営者や医師を含めても、所得税額としては事務所開設以来の最高額になるそうです苦笑
もともと厳しい指導をしてくる税理士先生(といっても、実は友人)なので、なんとか経費で落とそうとしたiPhone13も、あっけなくダメ出し
当たり前ですが、きっちり胡麻化さず納税します笑
それでも、「税務署の照会くらいは覚悟しといたほうがいいかもね」くらいの脅しを受けて(税理士だが友人)います苦
まあ、正当な税額を納付するので、調べられても困ることはないのですが。でもめんどくさい笑
話がそれました
もともと、数年前から変わらず、ビットコインには今でも非常にポジティブな印象です
しかし、そんな自分でも、今はさわらない
きっと、そのうちすごい相場になりますよ。多分ね
一方で、このブログでは昨年の年初から金利について触れてきました
これは、今年1月に書いた記事です
具体的には、米国における将来的な金利上昇が不可避。そんな内容でした
実証実験?として、米国の長期債に連動するベアETF(銘柄TMV)を実際に購入し、身を以て金利上昇を体感することとしたのです
米国の長期金利が上昇すると、長期国債の価格が下落する傾向にある
そこで、長期債のベアファンドを買ってみたわけです
今年の1月に書いたブログを見ていただくと分かるのですが、1月23日時点では10%の評価損だったのです
それが、FRBの政策金利0.25%の引き上げもあり、足元で急激な金利上昇が起こっています
現時点で、自分のTMVも50%近い評価益に転じました
儲かっててうれしい、ということを言いたいわけではなく、これが何を意味するか?それを、自分なりに考えています
ご存じの通り、今、日本円は対米ドル比で126円まで下落しています
長い間デフレに見舞われていた日本ですが、明らかに景色は変わろうとしている
ただ、日々の我々の生活からそれを感じ取るのは、まだ難しかったりする
しかしですが、おそらく痛みが体感できる頃には、状況は相当悪くなっている
僕は米ドルも持っていますが、しかしいまだ日本円の比率は高いです
日本円で放置するというのは、当たり前ですがここまでの円安が進むと、イコール価値の減価を意味します
それでも、なぜ日本円で持っているのか?
まあ、米ドルに換えてもいいのですが、そもそもアメリカ自体が高インフレで苦しんでいる
もう、こうなったらどれも変わらないかなと苦笑
それよりも大切だと思っているのは、
今後、もしかしたら市場に激震が来るかもしれない。そのときにどう対処しようか?
最近考えるのは、そんなことばかりなのです
投資家は、この局面をどう乗り切るか?
思い浮かぶのは、
映画「マネー・ショート」でブラッド・ピットが演じるベン・リカートが、若い投資家2人を諫めた言葉です
(2人が取っているポジションは、つまり)
経済破綻に投資するということだぞ
それを理解しろ
二度と踊るな
まあ、この先のことなど、誰にも分かりませんがね