Another skyを探す旅

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「ゆとりある生活」と「資産運用」は、相反するのか?

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コロナ感染の勢いが止まらない。そんな状況のなか、企業の業績にとっても厳しい状況が続きます

 

会社員の大失業時代がすでに始まっている。そんなことも言われます

 

そもそも、会社に籍はあるものの、実際は働いていないという人も、実は相当数いる

 

コロナ支援の雇用調整助成金によって、なんとか雇用だけは維持されているという人が意外と多い。「雇用保蔵」と呼ばれます

 

また、日本の労働統計では、「失業者」の実態が見えにくい側面があるのです

 

というのは、もともと非正規扱いで働いていた女性や高齢者が家庭内に回帰したために、失業者の定義である「就業の意思および能力のある者」の範疇からこぼれている可能性が高い

 

つまり、専業主婦などに戻ることによって、行政から「就業の意思」を有しないとみなされるのですね

 

なので、今の日本には潜在的にかなり多くの無就業者がいて、実質的な失業状態にいる人が相当数にのぼると考えます

 

一方で政府は、公的年金の受給開始年齢を引き上げるなど、老後に関する生活保障の枠組みを変えようとしています

 

今現在、年金の受給開始年齢は原則65歳ですが、選択によって70歳まで繰り下げることが可能です

 

それが、再来年からは75歳まで繰り下げ可能となります

 

繰り下げると、その月数に応じて受取年金額が0.7%ずつ増える仕組みになっています

 

つまり政府は、国民に働けるだけ長く働いてほしい、そう思っているのです

 

少子高齢化で働き手の減少が今後確実ななか、財政負担の担い手を少しでも確保したい。そんな本音が透けて見えます

 

目に見えない失業者が増える実態と、年金改正に見える政府の本音

 

厳しい現実を見る思いがします

 

 

 

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一昨年物議を呼んだ、「老後2千万円問題」ですが、

いきなり2千万円の自己資金が必要だといわれても、いまさらどうしていいか分からない老齢世帯

今のうちに何とかしなければ。そう思うものの、何から手を付ければいいか分からないまま、見て見ぬふりをしている。そんな若い人たち

 

そんな人が大半なのかも知れません

 

お金がすべてではない。その通りだとおもいます

しかし一方で、経済的な自由度が、生活に「ゆとり」を生み出すのも確かなことだと感じます

 

経済的な余裕から、多様な選択肢を持つことができる。それは、人の生き方を大きく変えることになるかもしれません

 

 

 

 

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経済的自由度を手に入れるのは、実は簡単ではない

 

最近話題に上がるFIRE(Financial Independence Retire  Early )ですが、

経済的な自由を確保し、早期にリタイアすることを指します

 

しかし、FIREの域に達するために、若いうちにストイックなまでの「節約」を自らに課す人も少なくない

 

独身か、既婚子持ちかによっても戦略は異なってきます

 

FIREと言わないまでも、いま多くの日本人は老後について、「いかに節約するか」を考えているのではないでしょうか。多かれ少なかれ

老後にいたった、その後もです

 

少なくとも、人は働いた以上のお金を持つことはふつう、ありえません。相続や、投資など、労働以外の手段を持つ人以外は

 

 

 

 

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老後の生活のために、いまからお金を貯める。資産運用する

たしかに、大切なことだと思います

 

しかし、ここが難しいのですが、ストイックに追い込むほど、資産運用のメンタル的な許容度を維持するのが難しくなる場合もあります

 

資産運用は投資である以上、値動きがともないますが、大きな下落時にメンタルを保てないと、良い結果を出すのは難しい

 

ここを、どう使いこなすのか?

現在の資産バブルとよばれる状況下、仮想通貨や株式、不動産などで「バグ」を作り出すことは確かに可能だったかもしれません

 

しかし、これから再びの「バグ」を作り出せるかは、まったく分かりません

 

そもそも、バグを引き寄せるには、相当のリスクが伴います

 

将来の「ゆとり」を求めて、今の自分を追い込み、結果的に投資で失敗して資産を失ったら元も子もない

そのあたりのバランス。特にメンタルのバランスをいかに保てるかがとても大切ですね