人生でそう何度もない最悪に見舞われる。
そのような可能性が避けられないとして、
我々はどのように回避できるのか。回避する術はあるのか?
そのような惨事を乗り越えきれるのかどうか、そこに確信が持てないまでも
少なくとも惨事をあらかじめ想定することによって、
我々はかなりの確率で、なんとかやり過ごせる。その可能性を高めることはできる気がするのです。
これから日本に、あるいは世界に起こるかも知れない最悪を、多くの人々が想定すれば、
そこからなんらかの打開策が見出される可能性を感じます。
人生でそう何度もない最悪に見舞われる。
そのような可能性が避けられないとして、
我々はどのように回避できるのか。回避する術はあるのか?
そのような惨事を乗り越えきれるのかどうか、そこに確信が持てないまでも
少なくとも惨事をあらかじめ想定することによって、
我々はかなりの確率で、なんとかやり過ごせる。その可能性を高めることはできる気がするのです。
これから日本に、あるいは世界に起こるかも知れない最悪を、多くの人々が想定すれば、
そこからなんらかの打開策が見出される可能性を感じます。
よく我々は、自分や他人に向かって、
「がんばれ」
などと口走ったりしますが、
そもそも、いざという時に従来以上にがんばるためには、ふだんから手を抜いていないと無理です。
自分のなかに、いざという時にがんばれるだけのエネルギーのバッファがないと、戦うことができません。
ふだんからギリギリのところでやっている真面目な人に対して、がんばれと言っても無理な話です。
また、そんな一生懸命な人ほど、いざという時に「がんばりが効かない」そんな不当な評価を受けがちなのです。
では、自分をレベルアップするために何ができるか?
「がんばる」今の状態を無意識のうちにこなせるくらいに常態化する。
がんばる意識を持たずとも、事が成せるくらいにまで常態化できれば、
自分のなかに、いざという時がんばれるだけのエネルギーのバッファが、気付いた頃にはできていることでしょう。
ふだん手を抜いて、いざという時だけがんばる人、
ふだんからがんばっていて、それを当たり前にしていく人。
結局のところは、ふだんから手を抜かずにやっていく人が、最後には上のステージに上がっていく。そんな印象をもちますけどね。
世界でも、そして日本でも、インフレの波が高くなりつつあります。
大手を中心に賃金の引き上げがされる兆しもありますが、
コスト高に苦しむ中小では、なかなか思うようにいかないのが実情でしょう。
しかし賃金が上がる人も、そうでない人もやらなければいけないことがある。
それは、少しでも種銭を作ること。
これを今すぐにやらなければいけない。
「21世紀の資本」でも知られるフランスの経済学者トマ・ピケティは著書のなかで言っています。
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つまり、資本収益率は労働成長率を上回る。
平たく言うと、資本から生まれる収益は、労働によって得られる賃金の成長率を上回る。
投資がもたらすリターンが、労働のリターンより高いという事実から、目を逸らしてはいけないと思う。この傾向はこれからも強まる。
つまり、結局のところ経済格差はさらに拡大する。
賃金が上がらない人はますます生活に苦しみ、一部のお金持ちはさらにリッチになります。
今はまだ、投資のベストタイミングではないというのが、このブログの立場。
それが当たっているとするなら、まだ間に合う。
ここぞという時を迎えるまで、少しでも多くの種銭を積み上げる。
今は、それが本当に大切な時期だと思っています。
一週間の投資の振り返りをします。このブログでは、月曜日のデフォルトになっています。
ご自身の投資は、自己責任にてお願いします。
個人的な投資については、いつも通り?と言うのもどうかと思いますが、ノーポジのまま動きなしです。
日本株の値動きが好調です。
日経平均株価が3万円を超えたかと思いきや、バブル後の最高値を記録してきました。
ネット証券では、新規口座開設の動きが増加しているようです。
こんなニュースを聞くにつけ、なんで高値から口座開設してまで買いにいこうと思うのか?そんなことを考えます。
こういう動きというのは、いつもバブル時に起こりやすいのですよ。あらためて言うまでもなく。
YouTubeなどではバフェット太郎氏のように、買えなかった投資家は負け組だとか、煽りのような動画を上げている人もいますが、
個人的には、本当に今、あわてて買いに行く理由などないと考えています。
足もとで株価が上昇したとしても、それはいつか崩れます。
サーフィンのように、上手く波乗りできればいいですが、それは一部の熟練したトレーダーにしかできないことです。
素人ができる所業とも思えません。
それよりは、むしろ誰の目から見ても買い場(場合によっては売り場)だというタイミングを逃さない。それで十分だと思います。
仮にこの先、目立った下落局面が来なかったとしても、この上昇が本物のバブルであれば、それはそれとしてエントリータイミングが必ず来ます。そこを取りに行くだけでも、やり方次第で資産の倍増、3倍増くらいは十分可能なのです。
むしろ難しいのは、エグジット。つまり売るべき時にしっかり利益確定できるか?これが本当に難しいのです。
ビットコインのホルダーなら散々経験しているかと思いますが、いくら評価額で儲かっていても、それは単なる含み益でしかありません。
高値で売り払ってこそ、はじめて利益が出るのです。これがとにかく難しいのです。
エントリーしない限りは、トレードで実損を出すことはありません。ここから日本株に入ろうとする方には、十分注意してもらいたいと思います。
さて、広島に来るか来ないかで騒いでいたバイデン大統領ですが、結局は来日しました。
イエレン財務長官も先日、新潟に来ていましたし、これで債務上限問題は終息に向かうのでしょうか?
いや、結論からいうと、いまだに共和党との妥結には至っていません。
ギリギリまで折衝が続くにせよ、場合によっては交渉が決裂し、テクニカルデフォルトに至るにせよ、アメリカにとってはネガティブなニュースであることに変わりありません。
仮に妥結したとしても、米国の債務問題がまたもやクローズアップされた状況で、格付会社が果たして米国債をAAA格にとどめるのか、あるいは格下げするのかといった危機も潜んでいます。
不可解なのは、財務長官であるイエレン自身が、交渉決裂の可能性とデフォルトの危機について何度も言及している点です。
なぜ、財務長官が自ら、自国のデフォルトリスクを何度も口にしなければいけないのでしょうかね。
ふつう、こういうことは絶対に起こり得ない。嘘でもそう言い切るのが、財務長官の責務ではないのでしょうかね。ここが不思議なのです。
財務長官がデフォルトを口にするくらいなのだから、当然米国債には信用リスクが高まっている。素人でも分かります。
格付会社の人間であればなおさらのことですね。
これが、先週もこのブログで言っていた、誰か一人の一挙手一投足で相場がどう転ぶか分からないということなのです。
しかも、イエレンといえばパウエルの前のFRB議長でもあるのです。表も裏も分かっている人物の発言にしては、不用意な気がしてならないのです。
今の相場というのは、米国の債務上限問題を主戦場にして、かなりの神経戦が繰り広げられている。個人的にはそう考えています。
まして、米国ではシリコンバレー銀行やファースト・リパブリック、シグネチャー銀行など既に複数行が破綻に追い込まれ、さらに火の粉が拡がる可能性もある状況です。
何が起こっても不思議ではない。それはプロでも読み切れない。そのような相場がまだ続くと考えています。
そんな状況下で、どうして相場を張ることなどできるのでしょうか。教えてほしいくらいです。先週も言いましたが、決して個人投資家が無理をする局面ではない。これが、このブログの考えです。
凋落の日本経済をみるにつけ感じます
おそらくですが、これからの日本人は貧しくなっていくのでしょう
東南アジアの若者がそうであるように、
もしかすると、より賃金の高い海外に仕事を求める日本の若者も増えてくるかもしれません
自国ではなかなか仕事を得られない
仮に職を得ても、低賃金に甘んじるのであれば、むしろ海外に飛び出すことを選択する若者は増えるかもしれない
しかしですが、
日本の若い世代が他国に比べ不利と思う点がひとつ
それは、英語力です
おそらくですが、英語力が大きな壁となる気がします
勤勉で真面目。
確かにそれは、日本人の優れた特性であると思っています
しかしながら、その特性はなかなか定量化しにくいこともまた事実
英語力が経済力に直結する。
そんな時代が近い将来に来るかもしれません
収入につながる以上は、
これを、個人の力で克服していく必要があります
選択肢を広げるためです
ふだん持ち歩くカバンを毎日ひっくり返して整理できている人は意外と少ないでしょう。
これができている人の動きには無駄が少なく、結果として洗練された生き方をしている気がします。
よく、部屋がきれいな人と、そうでない人が比較されますが、
カバンというのは部屋全体を片付けるよりももっと短時間で手軽にできるはず。
しかし、これができる人間というのは少ないのです。
カバンを整理するというのは、一日を振り返る行為です。
と同時に、明日のシミュレーションができないと整理というものは進まないはずです。
未来の見通しが効く。つまり、不必要な動きが減る。
こんなこと、そうはできない。
つまりは、みんな結構行き当たりばったりの毎日をやり過ごしているだけなのかもしれません。