Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

僕らが目指すべきはただひとつ 「シンプル」であることに尽きる

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僕らが目指すのは、たったひとつです

 

それは「シンプル」であることです

 

 

以下引用

 

「フォーカスとシンプル」これが私のマントラのひとつだ

 

シンプルは複雑よりも難しい。思考をクリアにしてシンプルにするためには、努力が必要だからだ

 

 

スティーブ・ジョブズ

 

 

 

僕らは、あらゆる「複雑さ」に囲まれて生きています

 

複雑であることが便利かのように錯覚することすらある

 

それこそが答えだと

 

だから、多くの人が複雑であることに満足している

 

 

けど

 

物事について考え、悩み

ひとつひとつ目の前を覆っている薄皮をはがしていく

 

 

その先に見ることができるのは、

きっとシンプルで美しい最適解ではないかと思うのです

 

 

「居心地のよさ」から逃げる。それが、生きるために不可避だったと知る

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何かをやって、とても上手くいったら、次の新しいことをやり始めよう

成長に長い間浸り過ぎてはいけない

次にすべきことを見つけていこう

 

スティーブ・ジョブズ 

 

 

真摯に取り組んできた何かに、結果が出始めた

生きてきて、幸せな瞬間です

 

頑張ってきたことが報われた

素直に、自分をほめるべきです

 

自分に自信が湧いてくるのを、ありのままに受け止めることです

 

しかし、

その居心地の良さにいつまでも安住し続けてはいけない

 

ジョブズは言います

 

それは何故なのか?

 

いくつかの事象から考えてみます

 

 

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コダックと聞いて、すぐにイメージが湧く人はきっと写真が好きな人でしょうね

かつて、フィルムカメラが全盛だった頃、コダック社のカラーフィルムが世界で圧倒的なシェアを誇っていたのです

 

コダックが本社を置いたニューヨーク州ロチェスターでは、コダックだけで、実に6万人の従業員を雇用していました

 

それが1990年代に入ると業容は暗転。2012年には、日本でいう民事再生法が適用され、事実上の破綻に追い込まれます

 

コダック社を何が襲ったのか?

 

それは、デジタル化の波です

 

デジカメが、写真のマーケットを席巻するのと同じくして、コダックの経営はダウンサイドしていきます

 

同社の主力だったカラーフィルムを使うユーザーが激減したのです

大規模な人員削減など、血をともなうリストラを断行したコダックでしたが、ついに業況を回復させることはできず、現在は印刷業として4千人規模の企業になっています

 

しかし、このデジタル化とコダック社の間には、実はもうひとつのストーリーがあったのです

 

デジタル化に屈したとされるコダックですが、世界で最初のデジタルカメラを開発したのも、なんとコダックだったことは、今ではあまり語られることがありません

 

世界初のデジカメを開発しておきながら、自社のメインビジネスであるフィルム販売に固執するあまり、経営陣がデジカメ技術を封印してしまった

 

結果は、先に述べたとおりです

 

過去の成功に囚われるがゆえに、せっかくの成長の芽を自ら摘んでしまった

 

 

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アサヒビールと言えば、誰もが知る代表銘柄の「スーパードライ」ですが、

これがあまりに強烈なブランドであるために、営業戦略上の「次の一手」がなかなか見出せない。

 

これを、ビール業界ではドライ病と呼んでいるのです

 

経営資源をひたすら、スーパードライのブランド力向上に注いだアサヒですが、第3のビールやチューハイなどの台頭、そもそも若い世代がアルコール離れを起こしたことなどからビール市場は年々縮小していったのです

 

そこにダメ押しとなったのが、コロナ感染でした

 

社内でもスーパードライへの偏向に懸念の声があったそうですが、それでも経営陣は過去の成功から離れることはできなかった

 

日本企業にありがち、といえばそうなのでしょう。しかし、成功モデルの継続を妄信することが実は危ういことを、この事例が教えてくれます

 

 

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ご紹介した企業の事例だけではなく、

我々の周りにも、

過去の「当たり前」を疑うことなく、思考停止のまま常識が形作られている

 

そんな事例はないでしょうか?

 

例えば、はっきり感じるのは、

今、我々が見ている日本の姿は、過去の日本のそれとは異なるということ

 

日々を暮らす中で、もう過ぎ去った「当たり前」に身を浸して生きてはいないか?

 

だとすれば、我々は何を考え、何をすべきか?

 

ジョブズの言葉が、我々の喉元に、剣先のように突きつけられている気がするのです

 

 

 

怒るときは、はっきり怒る。怒っているのは「自分自身」だとはっきり伝える


誰にでもあるあるの話だと思うのですが、

人間、誰しも怒ることはあります

誰かに対して怒る時、
どのように表現するか?
あるいは、するべきか?
そんなことを考えてみます



誰かに対して、怒りの感情を込めて他者の行動を是正させようとする時
言葉としてどのように伝えるか?

これはなかなか難しい問題です

例えば、
近所の小学生が何かいたずらをしていたとして、それを大人が注意する時
何と表現しているでしょう

「そんなことをするな」
でしょうか?
あるいは、
「そんなことをしたら学校の先生に怒られるぞ」
「お父さんお母さんに怒られるぞ」
でしょうか?

前者と後者で何が違うのでしょう?

怒る主体が違うのですね

三者を引き合いに出し、公然の正義を前面に押し出して誰かを注意する

そんな怒り方が正しい場合もあるのかもしれませんが、
しかし、誰が怒っているって自分が怒っているのですよね笑

であるなら、はっきりと自分の意思として怒りを伝える

これをやると、確かに、あまりにストレートすぎて強く当たる場合も多いでしょうね

しかしですが、
他者を引き合いに出して、自分の感情を遠回しに伝える
これって、自分自身がすでに何かから逃げていないか?
相手にも気持ちが伝わりにくいかも知れませんね


意外とすごく難しいことなのですが、
しかし日頃から気をつけたいと思っている事でもあるんですよね

怒りに限らず、何かを伝えるときは、自分の意志として伝えるということですね

「FIRE」の民  戦前戦後の文豪。そしてライフプランの崩壊

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「FIRE」といえば、経済的な独立を早期に果たし、会社を退職するリタイアメントを指します

 

Financial Independence Retire Early

 

その頭文字がFIREです

 

このブログでも、世にある代表的なFIRE本3冊をテーマに記事を書いたことがあります

 

 

www.glocal2019.com

 

 

FIREを達成するためには、一生涯の支出をまかなうだけの「タネ銭」が必要になります

 

ただ、そのタネ銭が相応の金額になるため、なかなかハードルが高いよねということになる

 

とはいえ、実は昔からFIREの民は存在していました

 

その中でも多くの人が知る名前に、永井荷風がいます

 

今日は、日経ヴェリタスの岩崎日出俊氏の記事を参考に、永井荷風の足どりを追ってみたいと思います

(2021.1.3「『ランティエ』を知っていますか」)

 

 

 

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永井荷風は戦前戦後の小説家で、耽美主義的などといわれます

もともと資産家エリートの家に生まれ、慶應の教授を務めていた時期もあったのですが、「墨東綺譚」などの作品に表れるように、吉原の芸者遊びが日常だったといわれています

 

なぜ、教員の職を(素行の悪さで)失った荷風が生活できたのか?

 

それは、父が残した遺産があったからです

 

父の死後、自宅を売り払い2万3千円を手にしました。これは、当時の会社員の月給に換算すると50年以上?もの大金だったようです

 

この金を切り崩し、荷風は放蕩生活を続けつつ数々の作品を書いたのです

 

経済的困窮が生み出す文学もあるでしょうが、荷風はそうではない

 

お金に不自由することのない日常で、思索にふけるのも思いのまま。そのような生活を送っていたのでしょう

 

なので、投資原資を稼いだ後は4%ルールで運用するなどといった、現代のFIREとはかなり趣きが異なります

 

現在の日本でどのくらいの数がいるかは知りませんが、有り余る金を使うという、ある意味シンプルなリタイヤ生活です

 

資産が尽きるといった心配をすることもなかったでしょう

 

 

 

 

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しかし、歯車は突然狂い始めます

 

太平洋戦争で敗戦した日本の通貨が、ハイパーインフレに見舞われてしまったのです

 

預金封鎖が起こり、銀行からの引き出し額も制限されました

いくら銀行預金を置いていても、引き出せない。当然パニックが起こりました

 

引き出せない通帳を手に、物価上昇を眺めるしかできなかった。

 

預金封鎖の9ヶ月後には、高率の資産税徴収が決められました

 

引き出しが制限された預金口座から、資産税が課せられました

 

結局のところ、預金封鎖と資産税は、敗戦で膨大に積み上がった国債の償還金確保が目的だったともいわれています

 

永井荷風のFIREプランは、崩壊することとなりました

 

「今年よりは売文にて糊口の道を求めねばならぬ」

 

それでも荷風には、文才が残りました

 

 

いま、コロナ感染の拡大に端を発し(いや、本当はもっと前から)、世界的なインフレ、日米金利差によって、日本の財政危機がささやかれることも増えました

 

今から約75年前、実はライフプランの崩壊という憂き目に遭っていたFIREの民がいたという事実は、頭の片隅に留めておいて損はないかもしれません

 

【負けない投資】投資家にはさらに辛い局面へ。自分のリスク許容度を知る。


いつもの、一週間の投資の振り返りです。

ご自身の投資判断は自己責任でお願いします。



米国株も仮想通貨も、大きく値を下げた週となりました。


8月の米国消費者物価指数、CPIが事前予測8.1%を上回る8.3%となったことで、市場のセンチメントは一気に悪化。
最近でも例のない上昇幅で政策金利を引き上げてきたFRBですが、いまだにインフレを押さえ込みできていない実態が露わになってしまったのです。

9月20日からのFOMCでは、金利上昇幅が当初50から75bp(ベーシスポイント)と予想されていたのですが、

現時点では75から100bpの幅で一段上げた状況で大方の予想が推移しています。

つまり、予想値では1.0%の利上げを予想する人も増えているということです。


いずれにしても、引き続き米国の長期金利上昇は不可避であると考えられますし、実際FRBのパウエル議長も金利引き上げに強い意志を表明しています。

レイ・ダリオ氏など米国の著名投資家達が米国株について悲観的な見通しを示しています。

そして、これはいつも起こる議論なのですが、ビットコインは投資資金の逃避先とはならず、これまでと同様にリスク資産として捉えられ、株式と同様にダウンサイドすることが濃厚と考えます。



今、自分が投資のベンチマークとして注視している米国の長期金利および米国債価格ですが、

米長期債のインバースファンドであるTMVについては、引き続き放置しています。

また、日本債券ベアファンドについてもそのまま放置です。


SPXSという、SP500のベアファンドや、ビットコインのショートポジションを保有していることは、以前から述べている通りですが、今週はそれも放置です。



今後の見通しについては、これまでと基本的に変更なく、

リスク資産を持つ投資家にとっては正念場が続くと予想します。

メンタル的に保てなくなる可能性もありますが、このような局面で損切りするのは非常に投資効率が悪いですが、

まだ下落の途上である可能性も踏まえると、それも致し方なしという気もします。
あるいは、ヘッジのショートを掛ける。

3連休を見ていても、ビットコインの価格もまた落ちてきていますし、個人的にもショートポジションは維持しています。

このタイミングで、自分自身が許容できるリスク量をしっかり考えてみる姿勢が大切と感じます。

自分という存在を「ブランド化」する。これからの時代、必要なタスクになる

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自分という存在を「ブランド化」することについて考えます

 

これからの時代、これが個人にとって重要なタスクになると考えます

 

企業であれ、個人であれ「ブランド化」に必要なのは、発信する側の「思い」だと感じます

 

僕たちの身の回りにあるもの、例えば洋服、かばん、時計、車など

 

そのなかでも、僕やあなたにとってお気に入りのものがあると思います

 

なぜお気に入りなのか?

 

クオリティが良いから?コスパが良いから?思い出があるから?

 

いろいろな理由があるのでしょうが、大きい要因は、「作り手の思い」が強いことではないでしょうか

 

ブランドとしての力の強さに比例して、作り手の思いも強い

 

では、作り手の思いとは何かということですが

 

自社の製品を、世の中にひろく普及させたい

 

とか

 

デザイナーのプライド

 

とか

 

自社製品で世の中にイノベーションを起こす

 

とか

 

いろいろあると思います

 

それは、多分、究極的にはひとつの思いに集約されると考えます

 

つまり

 

自分たちが作ったものを手にとってくれた、あなたを幸せにしたい

 

この一点です

 

洋服や、かばんや、時計や、車は、彼らからあなたへの思いを伝える手段にすぎない

 

これを、僕たち個人レベルで考えるとどうなるか

 

まず考えるべきは、僕らのすぐそばにいる人を、どうやって幸せにするかということです

 

家族、恋人、友人といった、身近にいる人たちのことです

 

周囲を幸せにしようという思いをつよく持つ。僕たち個人がブランド化するうえでの基点になると考えます

 
  

 

簡単なようで、実は難しい。でも、やってみる

 

世界に冠たるブランドが、長年の歴史に培われたように、僕らも日々の積み重ねで変わることができます

 

 

ハイパーインフレ。セブンイレブンのコーヒー、一杯1,000円の世界観を予見する。

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この記事、実は昨年5月の記事を転載したのですが、

自分として当時感じたことが、より現実味を帯びてきた気がするのです。

あらためて今、インフレの問題を直視する必要があると感じました。

 

逆に言えば、この程度の未来であれば、自分程度の人間にも予見できた。

であれば、

これを見てくださっている方なら、おそらく自分以上の確度を持って将来を見通すことができるだろうとも考えます。

 

ぜひ足元を見つめて、将来に思いを馳せていただければと思います。

 

思いがけないことは起こります。

しかし、将来というものが現在の延長線上にある以上、未来像もある程度なら想像できる。そして、それは相応の精度で的中します。

 

 

(以下、昨年5月の記事)

遠くない将来、セブンイレブンのコーヒーが一杯1,000円になるとしたら

 

我々はどんな世界に生きることになるのか

 

今日は、将来に来るかもしれないインフレ、それも過激なインフレに見舞われた場合を想定しつつ、「投資」とどのように付き合うか考えてみます

 

 

 

 

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そもそも論になりますが、

投資というからには、もうかることもあれば損することもある

 

株式や商品など金融投資であれ、不動産投資であれ、投資である以上は元本が割れるリスクを内包します

 

なぜ自分がリスクを許容するのか、その部分について自分なりの「腹落ち」がないと、投資ではうまくいかない

 

 

 

平成バブル以前から、日本人の金融資産は預貯金に偏重してきました

30年以上も前、郵便局の定額貯金で7%や8%の利息が付利された時代もあったことは事実です

 

 

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しかし、それは遠い昔の話です

 

いま、0.001%とか、数年預けてもほとんど利息が付かない預貯金に資産を預けるというのは、どのような意味をなすか?

確かに、元本が割れることはありません。数字上は

 

数字上は、と言ったのは、100万円貯金すると、100万円分の元本は保証されるという意味ですが、

しかし今100万円で買える商品が、1ヶ月後に同じ100万円で買えるとは限りません

 

 

 

 

 

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日本ではバブル崩壊以降、長期にわたってデフレの時代が続いてきました

日本国内ではモノの値段が上がらないので、確かに預貯金でも元本の目減りを感じ難かった

 

そのような時代のなかで、無理に元本割れのリスクを取りに行かなくてもよかった。

少なくとも教育の場で、リスクを取りに行く必要性を教えるインセンティブが生じなかった

 

そうして、日本人は知らないうちに預貯金という投資商品にフルベットしてきたのです

 

一方、物価上昇を続ける(賃金も上昇を続ける)日本以外の国からみると、日本がすごくリーズナブルな、お買い得な国に見えるのです

 

コロナ以前からその傾向ははっきり顕在化していて、急拡大した「インバウンド」の正体は、ここにあると思います

 

 

ゆるやかなインフレを続ける世界と、取り残されて貧しくなる日本

 

ここを見て見ぬふりをしているのが、「ゆでガエル」状態の我々日本人なのです

 

見て見ぬふりをすることが、どれだけ大きいリスクをはらむか

 

そこに気づいていない人も多い

 

 

 

 

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セブンイレブンのコーヒーがいきなり1,000円になると言いたいのではありません

 

しかしですが、

遠くない将来に、はっきりと目に見えるかたちで日本に急激なインフレが来ないとも限りません

 

日本というより、世界全体の問題ですがね

 

コロナ禍で生じた失業対策として、多くの国ではバラマキに近い経済対策をおこなってきました

 

インフレ、金利上昇

資材価格の高騰、半導体の供給不足

トウモロコシ

アルミニウム、銅などの資源価格も上昇を続け、さらにはウクライナの問題、中国の不動産バブル崩壊危機

 

 

 

我々はどう動くか?

 

個人的に、

5年以上前から、周りの多くの人が興味も示さなかったビットコイン投資を始め、

600万円だった原資を大きく増やしています

 

「ガチホ」していたビットコインを売却し、今はトレードを休止し静観しています

 

いまは、米国の長期金利上昇に連動する金融商品やドル資産などを、少しですが買い進めています

 

いつも言いますが、他者にはまったくおすすめしていません。すべては自己責任の世界なので

 

 

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これから、我々はどのように立ち回っていけば良いのでしょうか?

 

少なくとも言えるのは、全資産の一部であってもよいので

通貨価値の希釈化の影響を受けにくいよう対策を講じていく

 

いかにして「ゆでガエル」を回避するか

 

その答えは、

「気付く」か、「気付かない」か?

「動く」か、「動かない」か?

 

そこにある気がするのです