よく我々は、自分のことを「中途半端」とか言いますけど、
まあ卑下なのか、本気で言っているのか。多分両方なんでしょう。
この中途半端とは何か。そこを考えてみます
先の北京オリンピックでは、日本勢は18個のメダルを獲得しました。
これは冬季のオリンピックでは過去最多だったのですね
しかし一方で、メダルを有望視されながらも涙を呑んだ選手も、少なくなかったわけです
男子のフィギュアスケートでは、レジェンドといわれる羽生結弦選手。今回、プロへの転向を表明しました
スケート選手として羽生結弦のことを中途半端だと思う人は、世界中に多分いないでしょう。しかし、そんな彼でもやはり、演技の後にはしきりに反省を口にしていたのですね
羽生結弦が中途半端...
もう、そうなるとこれは世の中の人間の99.9%は中途半端ということになる笑
人間に与えられた時間は限られている。そのなかで、ほぼ全ての時間を投入するアスリートですら、いまだ到達できない「頂」がある。とすれば、我々は何をどう考えればいいのでしょうかね
結局のところ、
初心者には初心者なりの中途半端があり、
それは中級者になっても同様であり、
たとえその道の達人になれたとしても、それでも未だ本人にとってみれば、「途半ば」なのだという
そこに気付くことが大切でしょうね
だからといって諦めて何もしない。そうではなく、中途半端を自覚し、日々の自分の成長を楽しむ
そうでなければ、この先の人生が結構つらくなると思いますね笑