普通だったら避けたい「敗北」
負けて、良い気分になる人はふつういないですね
勝つことによって、自分のポジションを高める。我々の常識から、それが当たり前のように思いがちです。しかしですが、人生は意外とそうならないことも結構多い
逆もよくあるということです。
その感覚、なんとなく覚えがあるという人も、いるでしょう
負けて勝つ
どういうことか?
「勝ち、負け」は我々の周囲、様々なところにあります
スポーツは分かりやすい。そうでなくても、何かを目指していて、それをあきらめざるを得ない。そんな「人生負け組」のような気分を感じることも、往々にしてありますね
仕事、受験、人間関係、資格試験、お金にまつわるいろいろ、など。「敗北感」には、枚挙に暇がありません苦笑
しかしですが、人生なんといっても大切なのは、「キリをつける」ことだとは思いませんか?
キリとは、何かに見切りをつけるということです
見切りをつける過程では、敗北感や自己嫌悪をともなうこともあるでしょう。人間は感情のある生き物です。「喪失感」ですかね
しかし一方で、人間には限界というものがあります。特に、「一生」という限られた時間のなかで我々は生きています。人には、各々に与えられた箱があるのです
欲しいものすべて手に入れようと思っても、それは無理というもの。箱には入りません。そこで必要になるのが「手放す」という作業なのです
PCでもスマホでも、容量を詰め込み過ぎると動きが遅くなります。人間も同じ。
手放すことを意識しないと、本当に大切なことまで失うことになるかもしれませんよ
「負け」を大切にすることは、結果として自分が幸せになる裏技だったりするのです。そういうことを知っておくと、厳しい世の中を少し軽く渡っていけるかも知れないですね
これは気休めなどではなく、世の中の真理な気がしますけどね