Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

ビットコインが暴落している。しかし、慌ててはいけない

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弊ブログで記事にしても、いまいち人気がないビットコインですが苦笑

 

ちょっとした局面を迎えているので、現在の気持ちを簡単にまとめておきます

 

 

 

 

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タイトルに、暴落していると書いておきながら、暴落していないとはどういうことか笑

 

いくつか理由があります

 

コロナ騒動が始まって以来、フィアット、つまり米ドルや日本円といった法定通貨過剰流動性が話題にのぼります

 

それにともなって、日経平均株価がコロナ前水準に戻ったり、ゴールドの価格が上昇したりと、金融市場がにぎやかになっています

 

そんななか、デジタルゴールドとの呼び声まであるビットコインをはじめ、暗号資産の価格が上昇していました

 

 

www.glocal2019.com

 

 

 

www.glocal2019.com




 

コロナショック以降、ビットコインも値を戻していたのですが、最近の話題はイーサリアム、そしてネムといったアルトコインの上昇が顕著でした

 

2017年の再現相場か、とまで言われ始めた最近では、新規の参入者が増加していました

 

2017年と言えば、ビットコインが約10万円から220万円まで上昇した年です

 

僕は、この年に買った10万円の玉を、今でも保有しています

 

しかし、翌年、暗号資産市場は一年掛かりの大暴落に見舞われます

 

その象徴的な出来事が、コインチェックのハッキング事件でした

 

あのとき、ハッキングされたのがネムだったのですね

 

そのネムが、3円台から18円まで上げてきた。6倍ですね

 

 

最近、YouTubeなどでも、暗号資産の動画コンテンツがすごく増えた

 

なんとなく、ブームのにおいがしていた矢先、

 

約10%の暴落が起こりました

 

結構、ロスカットで狩られた投資家も多かった

 

しかしですが、

 

僕個人の意見ですが、

 

 

こんなもの、暴落でもなんでもない。いつも通りのことです

 

こんなので全損したとか騒いでいるくらいなら、暗号資産は止めといたほうがいい

 

言っときますが、

 

多分、もっと下げますよ

 

 

 

 

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これから、多分

値柄も、日柄も、しっかりトレンド転換してきます

 

 

ここからが勝負なのですよ

 

ここから、下落の恐怖とどう向き合うか?

 

しかしですが、結局のところ

 

ピンチはチャンス

 

 すぐではないかも知れませんが、

 

もしかしたら、いずれビットコイン史上、最後の

 

天与の買い場が訪れるかもしれない

 

 

いずれにしても、上げ相場で調子に乗ったら死ぬ。下げ相場でどう行動できるか

 

それが、暗号資産の要諦です

 

僕は、今回の下げで、ビットコインが死ぬことはないだろうと思っています

 

現時点で。

 

準備を整えている兵隊(現金のこと)を、どのように展開させるか

 

あせらず、じっくりやっていきましょうよ

 

 

あせったらだめですよ

 

 

「純文学なブログ」があってもいい、と思っている

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純文学、とは何か?

 

もはや死語なのか?そんなこともないんだろう、と僕は思っています

 

今日は、ブログと純文学的な要素について考えてみます

 

 

ブログを書かないと気が済まない。そんな人は少なからずいるはずで、

 

多分、そのような人はブログをとおして純文学をやっていると思っています

 

 

芥川賞直木賞

 

 

小説家の世界では、新人の登竜門として歴史のある賞に、芥川賞直木賞があります

 

芥川賞の対象作品は純文学、直木賞は大衆文学とされています

 

 

しかし、僕は思うのですが、

 

これから小説家を志そうという人間が、最初から純文学や大衆文学などと、自分の創作ジャンルを枠組みづけるものなのでしょうか?

 

 

もちろん、医療に精通した人や、金融に詳しい人、歴史に造詣がある人が各々の知識や経験を背景に創作することはあり得る

 

しかし、最初からジャンルを定めてマネタイズを狙ってくる作家はいるのか?どんな人なのか

 

 

個人的には、

 

最初から枠組みを決めて作家を目指すやつの小説なんか、読みたくない笑

 

 

そもそも、なにが純文学で、なにが大衆文学なのか?

 

直木賞を取った作家であっても、後に純文学的な作品を遺す作家も少なくないでしょう

 

逆もあるかもしれません

 

 

 

純文学とは何か?

 

 

そもそも、純文学とは何か?

 

コトバンクによると、「作者の純粋な芸術意識によって書かれた文学」とあります

 

すごく、分かりにくい笑

 

純粋な芸術意識、って何だ?

 

 

僕は思います

 

要するに、書きたいから書く、それだけ笑

 

書かずにはいられない、そんな人は世の中にいるはずです

 

 

ブログの世界も同じ

 

必ずしも、アフィリエイトなど収益化を狙っているわけでもない

 

でも、書きたいから書く

 

収益化にこだわらないということは、言い換えると他者におもねる必要がない

 

だから、自分の書きたいことを書く

 

 

極論をいうと、

 

別に、誰も読まなくたって構わない、とすら考える

 

自己満足の世界です笑

 

 

しかし、こんなことも思うのです

 

自分が満足していないものを他人に読ませて、果たして満足させられるのか?

 

 

ブログの世界では、自分が書きたいことではなく、読者が読みたい記事を書けと言われることがありますね

 

それは収益化を優先するから

 

読者が必要とする情報を提供し、マネタイズを目指す

 

それはそれで、ありでしょう

 

 

でも、自己満足で書くブログがあってもいい

 

そんなことも思います

 

 

人は誰も、闇のようなものを持っていると思う

 

 

考えるのは、

 

人間というのは、誰もが何がしかの闇のようなものを持っているのではないか?

 

闇というか、穴というか、欠落というか

 

 

おそらくですが、

 

何かをクリエイトしようという人間は、自分の闇を埋めたいがために、何かをせずにはいられない

 

 

だから、例えば(適当ですけど)

 

米津玄師には、音楽でしか埋められないものがあって、

 

ゴッホには絵画でしか埋められなかった何かがあって、

 

フランク・ロイド・ライトには建物の形をした闇があって、

 

 

みたいなことではないかと

 

 

自分の思いが他者を共感させられるか?

 

 

自分の思いに忠実に向き合って、文章を書く。音楽を作る。絵を描く。建物を作る

 

それが結果として、他者を共感させることができれば

 

それこそが、創作冥利に尽きるというものでしょう

 

 

共感できる他者が、たとえ一人しかいなかったとしても

 

それはそれで大切な喜びですね

ブログを書いたことがある人なら、たった一人の読者の大切さが分かるはず

 

 

今、ウイルス感染症だとか恐慌だとか、とにかくすごく厳しい時代に入っています

 

 

自分一人の思いで革命を起こす、これはなかなか難しいかもしれない

 

 

でも、もしかしたら、誰か一人の自殺をとどめることが出来るかもしれない

 

 

ブログ(や音楽、あらゆる創作)には、そんな力があると思っています

 

 

ただし、ひとつ、

 

 

どんなにがんばって、良い文章を書いても、すごい楽曲を作って自己満足したとしても、

 

しばらくすると、自分のなかに、さらに深い闇があったことに気付く

 

 

そんな気も少ししますけど笑

 

 

 

安倍首相が辞任した日、これからが非常に「まずい」と考えた

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昨日、8月28日安倍首相が辞任しましたね

 

歴代続く短命な政権が外交上も、内政的にも問題とされてきた日本にあって、実に7年8ヶ月もの長期間、政権を運営してきました

 

長期にわたって安定政権を維持してきたという点において、安倍首相の功績は評価されるべきと考えますし、事実海外投資家が日本買いを進めてきたのも長期政権の安定性ゆえという側面もあります

 

2012年から始まった、金融緩和や財政出動、成長戦略のいわゆる「3本の矢」を柱とする経済政策、アベノミクスによって景気や雇用が安定推移したのは事実です

 

外交上も、安定的な政権基盤を持つ総理が、長い間にわたって各国の首脳と個人的な人間関係を構築してきたことが、大きな意味を持っていたことは言うまでもありません

 

安倍首相の辞任は、まさに世界的なニュースでした

それだけの人物だったということでしょう

 

僕には、大風呂敷を広げ「これからの日本」などと語る力量もないのですが、今日一日に見たり考えたりしていたニュースや出来事を書いてみたいと思います

 

なので、時系列的に、見たことなどを書いてみるだけなので、一貫性はないと思います

 

 

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NewsPicksの記事を見ました。そのなかに、「米国の住宅ローン延滞率が『急騰』している」という記事がありました

 

アメリカの抵当銀行協会が、四半期ごとに住宅ローンの延滞率を発表していまして、2020年4月から6月の延滞率が8.22%に上昇したらしい

 

1月から3月までの数字が4.36%だったことを思うと、実に2倍近く上昇していることになります

 

ちなみに、リーマンショック時にはピークの2010年1月~3月期に10.06%にまで達し、リーマン前の4%台に戻すまで8年を要しました

 

住宅ローンの延滞が、物件の差し押さえにつながって、その物件がさらに中古住宅市場に流れてくることで供給過剰になり、さらに住宅価格が下がる悪循環

 

アメリカでは、新規の失業保険申請数も増えていて、今後も延滞率が上昇する可能性が高いといいます

 

ここまで読んで、思い出すのが「マネー・ショート」です。お分かりの方もいらっしゃいますね

 

 

 

リーマン前夜のアメリカでは、サブプライム・ローンと呼ばれる高利回りの金融商品が注目されていましたが、これは他でもない、住宅ローン債権をバルクで金融商品化したものです

 

多くの投資家が高金利に着目し投資をするなか、いわば「逆張り」でバブル崩壊に賭けた投資家たちを描いた映画です

 

アカデミー賞でも5部門取っています

 

崩壊しそうで、なかなか崩壊しないバブル経済。そのあたりの時間軸を丁寧に切り取っていて、当時の投資家心理を顧みるうえでも参考になります

 

崩壊しそうで崩壊しない気持ち悪さ…

 

なんというか、今とそんなに変わらないじゃないか

 

そんなことも勝手に思ってしまいました

 

 

 

 

Kenshinhanさんの「株で稼ぐKenshinhanのブログ」を読ませていただくのですが、たしかに今の株式市場はほんと気持ち悪い

 

https://kensinhan.hatenablog.com/

 

Kenshinhanさんご指摘の通り、今の相場は市場原理から完全に外れている

 

史上まれに見る官製相場で、経済が落ち込んでも株価だけはコロナ前水準まで戻っていくという

 

 

 

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午後2時過ぎ、日経の速報で「安倍首相が辞任の意向」の一報

 

安倍さんが潰瘍性大腸炎という難病を持っていることは皆知っている。もしかして、と思った人もいたかもしれないが、まさか、という人も多かったはず

 

この直前、Twitter、投資の神の異名を持つcisさんがツイート

 

まさか、この局面で先物買い?天才のやることは分からん。続投読みだったか?

 

それにしても、こういう重大発表ふつう、月末とか、金曜日とかやらんだろう?アメリカタイムなんかこれからやろ?

 

どうしたんやろ?

 

 

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YouTuberとして人気上昇の高橋ダンさんが動画投稿

 


安倍総理が辞任、日経平均の暴落は続くか?

 

ぜひ、ダンさんの動画を見て欲しい

 

特に、15分から

 

安倍さんは、日本の「失われた30年」のうち約8年を担った総理大臣

 

日本に生きていると気付きにくいが、

 

日本の一人当たりGDPは、世界比較で相対的に下落の一方でした

 

つまり、この30年間、日本人はひたすら貧乏になった

 

この「ゆでガエル」状態に、徐々に皆、気付き始めたのが安倍政権下の8年間だったのです

 

いまさら気付いて本当になんとかなるか?

 

安倍さんは、打てる手を打とうとしたと思う。でも、それはなかなかうまくいかなかった

 

 

 

かつて、英雄視されながらFRB議長を退任したグリーンスパン

 

リーマン直前

 

それは、悪く言い換えると、ババ抜きの「ババ」をうまく次に渡し、静かに姿を消す光景

 

絶対知ってたよね、大変なことになるの。当たり前だけど。FRBの議長だからね

 

安倍さんがどう思っていたかは分からない。本当に体が辛かったんだと思う。しかし、今というのは日本の財政が本格的に立ち行かなくなる前夜、かもしれない

そのストレスが引き金になったのか?

 

 

 

ダンさんの言うとおり、今このタイミングが、これからの日本にとってターニングポイントになる。というか、しないとだめだろう

 

 

安倍首相が辞任を発表した日、いろんなメディアを見ながら、そんなことを考えていました

 

安倍さんには身体を大切にしていただきたいですね

 

読んでいただいて、ありがとうございました

 

 

 

このブログを見ているあなたに伝えたいことがある


このブログを読んでくれている、あなたに聞きたいことがあります



なぜ、このブログを訪れてくれたのですか?



ぜひ、これを考えていただきたいと思っています



いろいろ、めぐりめぐって、見ていただけているんだろうと思います



ただ、



自分で言うのもなんですが



現在のところ、弊ブログは文章メインで、デザイン的にもまだまだこれからです



文量も、まだまだ少なめで、今後改善が必要です



そうなんですが、



弊ブログは、多くの人がおぼろげながら感じている夢や将来像をクリアにする努力について書いています


また、それを実現するために乗り越えなければならない、経済的な問題や健康面の問題なども一緒に考えようとしています



このようなブログを訪れてくださるというのは、つまり


自分の人生について、目的意識を持っている



ということですね



僕の超個人的な感覚ですが、



そのような人は10人中1人か2人、いれば良いほう



多分、ほとんどの人は、意識せずに日々を暮らしています



そんなもの、考える必要ないという意見もあるかもしれない



でも、多分あなたはそうではないはず



あなたは、世界中で、もはや10%の存在なのです



どうか、ご自身がお持ちのアンテナを大切に大切にしてください



これからも、このブログでは、答えのない問題について考えていきます



お互い、がんばりましょう!

ダイエットによって、何を目指すべきなのか


断食も行いながら、体重の減少にこだわったダイエットに挑み、過去に2ヶ月で8キロ削減しました


しかし、必ずしも自分が望んだような成果は得られませんでした


体重は減少したものの、脂肪よりもむしろ、筋肉から落ちてしまっていたのだと思います






その後、栄養素に気を付けながら、筋トレも継続しながら実感したのは、少しずつ身体の線が変わってきたことです



肩幅がダイエット前の水準に戻った


大胸筋が大きくなってきた


なんとなく、上半身が厚くなってきた

など


体重については、かつて8キロ減量していたものを、逆に5キロ増量しました





自分は何を目指していたのか?



ボディビルダー?違うな



最近よく聞くやせマッチョ?うーん、健康的でスッキリとした身体が欲しいとは思う



ただ、これだけは分かりました



ダイエットを体重からの一側面だけで判断するのは良くない



体脂肪率とかも気を付ければいいけど、なによりも鏡で自分の身体をチェックすることが大切だと思います



これだけで意識が変わるし、なにより鏡を見るだけだから簡単です







本当にボディメイクができている人から見ると、本当にまだまだな話なのですが、たった2、3か月でも身体は面白いように変わることが分かりました



今も、ボディメイクに取り組んでいます


もう少しの間、ひょっとしたらずっとかも。そうなればいいけど。がんばってみようと思っています




つらい事が続くことはある。そんな時の「心の持ち方」を考える

まだまだ暑い日が続きますが、
それでも少しずつ秋の気配が近づきつつあります


秋といえば「運動の秋」もひとつなのですが、今日はフィットネスの話ではありません笑


秋といえば、運動会のシーズンです。これを題材に考えてみます


夏の思い出といえば、きっと楽しい事を思い出すばかりではないでしょう


苦い思い出や、つらい事もあったはずですね

特に、今年はコロナのおかげで行動がすごく制限された

GoToといいながらも、遠方への外出を控えた人も多かったでしょう


思えば人生においても、いつも良い事ばかり起こるわけがない


つらい事も、当然起こります


つらい事が連続して起こる場合も往々にあります


そんな時、心をどのように保てばよいか


すごく難しい


放り出したい気持ちになる
特に、こんなときは


当然でしょう


場合によっては、死にたいとか


そんな心境も、あり得ないとはいえない


でも


おそらく、そんな時ほど気持ちを整えるようにしたいと思うのです


こんな事が、きれいごとのようにすぐできれば、誰も苦労しない


確かにその通り


でも


ここで運動会を考えたいんです



リレーの選手が、大勢の声援を背に受けながら、事もあろうに、転倒してしまいます


しかし、その選手は自分の痛みはさておき、すぐにバトンを拾って再び走り出す


そして、走り抜いて、次の走者にバトンを渡します


選手はどんな心境なのでしょうか?


おそらく

痛くても、格好悪くても


次の走者へつなぐために、とにかくバトンパスをしようとすることでしょう


僕らも、いろいろつらい事があったにせよ、不細工なことばっかりだったとしても、今日という一日を終えようとするとき、「明日の自分」という走者へ、とにかくつなぐために必死に、バトンを渡す


これが、今日を生きる我々の使命ということになるのだと感じます


「今日の自分」と「明日の自分」が同じ人格で、今日の自分の思い通りだと考えるのは、ちょっと傲慢だと感じるのです

そして、昨日までの自分が、なんとか頑張って今日の自分につなげてくれたことを忘れてはいけない


死んでしまうと、そこでリレーは終わりますね


思い返すと、もっと先の走者は自分の両親だったりする


この後の後の走者は、子どもだったりする


痛くても格好悪くても、なんとか必死に走る


そんな事を忘れないようにしたいと思います

ハイパー・インフレで、日本経済は本当に破綻するか?(藤巻健史氏「日本・破綻寸前」から考える)

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世界経済が大きく変動しています

 

ウイルス感染症をきっかけに、既存の社会経済システムがうまく機能しなくなっている

 

日本社会も、なにか大きな潮流に飲み込まれている感じがします

 

今日は、モルガン銀行(現JPモルガン)で東京支店長だった経歴を持ち、参議院議員も努めた藤巻健史氏の新刊「日本・破綻寸前」を踏まえて、今後の日本社会の動向について、とりわけ経済面から考えてみます

 

 

 

ハイパー・インフレの道筋は、実は見えている

 

藤巻氏は、かねてからハイパー・インフレについて言及しています

 

長年のアベノミクス経済下にあって、氏の意見が主流になることは、これまでありませんでした

 

どちらかといえば、「逆張り」的な立ち居地でした

 

日本銀行は、異次元緩和の名のもとに、大量の紙幣を増刷し、市場に供給してきました

 

最近ニュースで世界同時株安が伝えられますが、今現在、暴落する日本株を買い支えているのが日本銀行です

 

日本銀行が買い支えているETF損益分岐点は、日経平均19,500円といわれています

 

つまり、損益分岐点とらえれば、日銀は含み損を抱える可能性もあるわけです

 

事実、3月にはそういう局面もありました

 

日本銀行は株式会社ではなく認可法人なのですが、実はJASDAQに上場しています

 

政府とは独立した法人となっています

 

そんな日銀が日本株ETFによる多額の含み損を抱えたら?

 

ふつうの会社でもそうですが、時価に引き直すと債務超過におちいることになります

 

日本円というのは、いうまでもなく日本銀行券なので、債務超過を抱えた発行主体の通貨は、いちじるしく信認を落とすことになりかねません

 

2月末からの暴落でも、日本円が買われる場面がありましたが、現在、日本円は海外投資家から安全資産、逃避資産とみなされているようです

 

しかし、海外投資家が、ちょっと待て?日銀って債務超過じゃないか?ということになると、そもそも円の価値って何だ?ということにつながる

 

書いてて、こんな簡単に説明できるわけもないと思うのですが、少なくとも今、日本の経済システムは大きな転換を迫られている。それは事実と感じます

 

 

 

では、これからどうするか?

 

藤巻氏は、ドル資産の保有など、いくつかの対策を紹介しています

 

 

例えば、米ドルMMFを持つ

 

また、住宅ローンを長期固定金利に変えておく(ハイパー・インフレ時には金利が急上昇する)

 

金を持っておくのも悪くない

 

など

 

 

僕として、本著から考えたいのは、

 

 

いま、あたりまえと思っていることが、この先、あたりまえでなくなるかもしれない

 

 

これを知るということです

 

 

現在の「常識」に、ノーガードで100%軸足を定めてしまうと、いざというときに全く対応できない

 

 

既存の社会システムが大きく揺れているなか、

 

もしかしたら、「まさか」ということが起こりえるかも

 

そんなことを少し、頭の片隅にとどめておく

 

 

多くの人にとって、

 

最悪の事態をあらかじめ想定しておく

 

 

こんなささいなことが、いざというときの初動に大きく差をつけることになると思うのです