いつも週初にアップする、先週1週間の投資の振り返りをします。
投資判断は自己責任でお願いします。
上下に値が動き、ちょっと気疲れした週だったかも知れません。
市場参加者の目線が、本当にバラついてきましたね。
1週間のニュースで印象に残ったのは、
欧州中央銀行ECBが、政策金利を0.75%引き上げてきたことですかね。
同じく0.75%ペースで利上げを続ける米国FRBですが、
インフレ率は欧州の方が、より深刻なようです。
米国に並んで、ECBのラガルド総裁も、インフレ圧力に対しては金利引き上げによる断固たる姿勢で臨むと方針を明確にしています。
一方の日銀。
金融政策決定会合で、引き続き金融緩和を継続すると発表。
ここまで来ると、世界的にも日銀のいびつさがますます際立ってきます。
英国に続いてファンドから狙い撃ちされるのは日本円だと言われる状況。
円安ドル高も、1ドル151円まで進行した後、度重なる日銀の為替介入によって先週は最大7円の円高に振れました。
たしかに、150円というのは大きな値の節目になり得ますし、
日銀も150円周辺で5兆円を超える規模の介入を行なっていることからも、
短期的には一旦の円高に調整もあり得るかも知れません。
しかし、大局は何も変わっていない。150円の突破。そして更なる円安定着も、時間の問題かと考えます。
米国S&P500のベアファンドSPXSや、ビットコインのショートポジションは引き続き維持しています。
ビットコインなどは値を上げて来ていますが、今のところは個人的には目線を変えていません。
では、いつもの米国長期債のベアファンドであるTMVの動き、日本債券ベアファンドの動きを確認します。
まずはTMV。
先の記事でも書いた通り、40株96万円を一部利確しています。
それでも、週中の水曜日には1,000万円を超えてきました。
しかし、これにはオチがあって、
週末には100万以上の暴落(苦笑
おまえはビットコインか、と言いたくなるくらいのボラティリティです。さすが3倍レバレッジです。
続いて日本債券ベアファンド。
こちらは相変わらず。
お金をただ置いているだけのような苦笑
余計にTMVとの差が際立ちます。
今週以降も、11月の米FOMC、そして中間選挙に向けて、上へ下への憶測相場が続くのでしょう。
こんな相場に付き合うのも、なかなか胆力が必要です。
しかしながら、
もう何回も言い過ぎですが、問題の本質が何も変わっていない以上は、これからも大局で厳しい展開になるものと予想します。
投資では、大局に逆らって良いことは何もありません。
天に唾するようなものです。
風の流れに乗って、柔軟な対応を心掛けてたいものです。