今日も、1週間の相場の振り返りをします。
投資判断はご自身の責任でお願いします。
米FOMCは、大方の予想通りFFレート0.75%(誘導目標)の引き上げを発表しました。
金利の上昇スピードは今後、緩やかになるかも知れません。
しかしパウエル議長は会見で、
ターミナルレートと呼ばれる政策金利の最終到達水準については、いまだに見極めが難しいことを示唆しました。
つまり、インフレがどこで止まるのか見極めがまだできていないということを意味します。
先週は、何といってもFOMC、そしてパウエル議長の会見が注目されました。
政策金利は大方の予想通り、0.75%の利上げ。
これで4回連続となる0.75幅の利上げとなったわけです。
これで政策金利は4%台も見えてきたのですが、今後の利上げ幅については緩和の可能性を示唆しました。
しかし、どのタイミングで引き上げを止めるか。パウエル氏はこれについて、考えるのは早いとの見方も示したことで、市場は発言をタカ派と捉えました。
米国株や仮想通貨などリスク資産の価格も会見中に大きく上下しました。
いまだ、米国株も日本株も、仮想通貨もドル円も方向感が定まっていないとみます。
ただし、個人的にはこれまでもブログ内でお伝えしてきた通り、まだ下落目線で見ています。
ここ最近特に、投資家の目線がバラついてきています。
長期的目線では、今が仕込み場と考える投資家が多いように感じます。
しかし繰り返しになりますが、遠からず下落局面を迎える可能性はある。その見方は変えていません。
では、いつもの米国長期債ベアファンドであるTMV。そして投資信託の日本債券ベアファンドについて、推移を見ていきます。
TMVは、個人的な評価額のピーク1,000万円を迎えた後、大きく下落したものの、また値を戻しつつあります。
日本債券ベアファンドについては、相変わらずです。
今後についても、基本線は今までと変わらないと考えています。
ただしTMVについては、これまでわずかですが、40株96万円を利確しており、今後も徐々にポジションを調整していくつもりです。
米ドル資産も保有しており、利が乗っていますが、これもリバランスするかも知れません。
しかし...
仮に売っても、資金をどこに向けるのか?これが苦しいのですね。
これも以前から言っていますが、ゴールドの現物を少しずつ買い進めています。
そして、今はショートポジションを持っている仮想通貨ビットコインですが、どこかのタイミングで現物ロングを入れることになると考えています。
円資産は、すでに減らしつつあり、いつかドル資産も手放す日が来るかも知れない。
今まで決して気乗りしなかった現物資産に目を向けています。
こんなこと、ないに越したことはないのですが、
本当にひどい金融環境が、もし訪れたら。そんな最悪も想定しつつ、ささやかな心づもりを始めています。