人見知り、とは能力のひとつです。
自分であれば、人見知りの人間を大切にします。
人見知りの人間というのは、得てして警戒心が強い。
裏返せば、警戒心ゆえに注意力も高いのです。
初見の相手をよく観察する。
口数も少ない。
相手に変なことを思われたくない。そのような考えが前に出て言いたいことを抑えてしまうのです。
つまりは、気をまわし過ぎる。このような人が、思慮深くないわけがありません。
こんな人がいよいよ心を開いてくれたとき、今までにない丁寧な人間関係が出来上がります。
人見知りの人というのは、往々にして信頼できる人であることが多いのです。
もし自分が人見知りだと思うなら、それは優れた特性だと思ったほうがいい。
初見でもペラペラと口が達つ人間は、ポイントを稼ぎやすい。それは事実。
しかし、時間さえ味方に付ければ、その人が持つ本来の良さを理解してくれる人は必ず現れます。