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仮想通貨投資はメンタルが翻弄される

毎週月曜日は投資の記事になります。
個人的な見解になりますので、ご自身の投資は自己判断、自己責任にてお願いします。


今の相場は、株に限らず債券、仮想通貨に至るまで米国の景気そしてFRBのオペレーションに大きく左右されます。

先日発表されたCPIとPPIが、当初の市場予想を下回ったことにより、FFレートの引き上げ懸念が後退し、米国株は一旦の上昇をを見せました。日経も上昇し、3万2400円を回復しました。

仮想通貨は、XRPリップルの強い上昇が話題となりました。もっとも翌日には全戻しを見せ、メンタルを揺さぶられた投資家も多かったことでしょう。


仮想通貨については、リップルをきっかけにビットコインイーサリアムなどほぼ全ての銘柄で乱高下を見せました。





こと仮想通貨については、
先週の値動きでメンタルを揺さぶられた投資家も多かったと思います。

リップル急騰の背景は、
リップル社と米証券取引委員会(SEC)の間で3年にわたり繰り広げられた裁判に決着が付いたことでした。
結論は、リップルは有価証券にあらず。リップル社の勝利に終わりました。

これを受けて多くの仮想通貨が値を上げ、しかし翌日には全戻しという投資家心理を振り回す展開となりました。


今回のリップル上昇を取れた投資家は多くないでしょう。
もともとリップル保有していた長期ホルダーくらいだったのではないでしょうか。

先週の記事にも書きましたが、仮想通貨はビットコイン半減期イベントを背景として、個人的には長期アップサイドを予想していますが、その過程においては多くの投資家が振るい落とされることでしょう。

今までにも見た光景です。

仮想通貨ほどボラティリティの大きいアセットに投資をするにあたっては、
値動きに振り回されて損切り、もしくは微益での売却に留まる投資家が非常に多いことに留意が必要です。

これを乗り切るためには、死んだふり。ほどでないにせよ、ある程度の鷹揚さ、が不可欠です。

自分は2018年の下落相場で含み益5,000万円を吹き飛ばしましたが、まあそれは参考にならないにせよ、ある程度許容できる範疇での投資をしないと、結果的に撤退することになると思います。

他の仮想通貨は昔からあまり触っていないので何とも言えないのですが、ことビットコインに関していえば、半減期という生成プロセス上不可欠なイベントがある以上は、その流れに乗るというのがひとつの戦略になる。

何を当たり前の事を。そう思われそうですが、しかし先程からいっている通り、結局は多くの投資家がどういうわけか途中でいなくなってしまうのです。

こんなバカバカしい(と思う人も多い)戦略に乗る以上は、無理のない資金で投資にあたる。資金管理が最重要という話も、過去にお伝えした通りです。