経験が長い投資家、特に結果を出し続ける投資家が良く分かっているのは、
勝ちっぱなしはあり得ない。
投資の世界で100戦100勝なんてことはほぼ不可能です。
そんな、勝てる投資家が結構やっているルーティンといえば、
わざと負ける。
人間、勝ち続けるとどうしても自信過剰になりがちです。
そんな時に限って、自分の許容度を超えた投資をやりがちなのです。
わざと負ける効能はいくつかあります。
負けの味を忘れない。
それに、
自分の中に溜まった「勝ちのカルマ」のようなものを外に放出する。
この世界にはやはり「陰陽」というものがあって、どちらか一方だけでは成り立たないものなのです。
勝ち負け両方があってこそ成り立つ世界。
であれば、あえて自分から小さく負けにいく。
負けることの意味を知る人こそが、結局のところ投資の世界で生き残る人なのです。