Another skyを探す旅

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株も仮想通貨も大幅下落。ここからのマインドセット

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毎週月曜日は個人的な投資の記事を書いています。

ご自身の投資については自己判断にてお願いします。

 

先週は米国株、日本株、そして仮想通貨も大きく値を下げました。

日本株も米国株も仮想通貨も買い一択。つい先日まで、ネット界隈ではそんな論調が主流でした。

それなりの含み損を抱える投資家も多いのではないかと思います。

投資家として、ここからどのようなマインドセットをしていけば良いのか、個人的な立ち位置から考えてみます。

 

 

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下落の理由付けは、アセットによって異なるのですが、

話題となったのが中国の不動産大手各社のニュースです。

恒大集団が米連邦破産法15条チャプター15に基づき破産申請をおこなったと報じられ、また恒大よりもさらに規模が大きいといわれる碧桂園もデフォルトに追い込まれました。

以前より中国の不動産バブル崩壊については懸念視されていましたが、ここにきてあらためて材料にされた形ですね。

 

中国初の世界恐慌、そんな見出しも増えました。

 

また、米国政策金利のさらなる上昇懸念も根強い。

 

個人的には米国株、日本株とも持ち高としては相当少ないので、暴落があったからといって特に動揺はありません。

 

まだ絶好の買い場とも思いませんし、この程度の下げはよくあるとすら思います。

 

これ以上のきつい下げ相場が来れば、少しづつ株やETFを買っていくかもしれません。しかし、イメージは真冬のプールに足先からゆっくり入っていく感じですかね。

 

無理して心臓発作を起こしたくありません。

 

一方の仮想通貨。

 

ビットコインなど、ほぼすべての銘柄で大きな下げとなりました。

 

下げた理由は株と概ね共通しますが、仮想通貨独自のネタとしては、イーロン・マスク率いる宇宙開発企業スペースXが、543億円相当のビットコインを売却したのではないかというニュースがあったことでしょうか。

 

2021年の上昇相場でも、イーロンのツイートひとつで大きく乱高下した仮想通貨市場ですが、影響力は健在です。

なぜここまでイーロン・マスクに反応するのか苦笑。まあ新しい資産クラスなので、ちょっとした話題にも敏感です。

 

仮想通貨に関しては、以前の記事でも書きましたが、見るべきは値柄よりも日柄。

それに加え、安い局面では無理せず買っていく。

 

念頭にあるのは数年にわたる長期上昇シナリオです。

こればかりはどうなるか、月日が経過してみないと分からない話ですが、総資産額のうちここまでの割合と決め打ちしたうえで、ゆっくり積み上げていく。

 

100点を取ろうとしても無理です。

また、精神的にギリギリに追い込まれるやり方でも、多分勝てません。

 

おそらくこれからも、胃が痛くなるような下落は起こります。しかし、仮想通貨なんて所詮そんなもん。この程度の感覚で時間を流していくのが得策です。

 

個人的には以前より1BTC 、今回の下げで少し追加しましたが、全体の資産の割合としてはごく一部に留めるつもりでやっています。

たとえ、どんなに儲かりそうでも、です。

 

ここからやはり、さらに相当重い下落が来るのかもしれない。が、そうだとしてもメンタルを維持できる投資額に留める。

仮想通貨に限らず、すべての投資に言えることです。

 

みんなが投げ売る相場で自分も売らされてはいけない。

 

こんな当たり前に感じることが、いざ局面になるとメンタルが崩れてできなくなるのです。

 

本当にメンタルが崩壊します。何かに吸い込まれるように、ポジションを解消したくなります。個人的に苦い経験もあります。

そこで冷静に立ち回れるかどうかが、数年後の結果として現れてきます。