個人的な、投資の振り返りです
今週は方向感が見えにくい1週間だったという印象です
米国の消費者信頼感指数が98.7%(市場予想100.4%)と、前月から4.5ポイント下落したことを嫌気し、株価が続落しました
よく分からないのが、この金利上昇局面で債券価格が上がったこと
株式を売却した余剰資金の行き場がなく、債券に流入したとか、本当だろうか?と疑いたくなる動きがあった週でした
日本では、参院選明けに日銀の黒田総裁が退任し、後任の総裁が金融緩和から引き締めにカジを切るだろう、とか
何が本当で、何が噂なのか、得体の知れないものに振り回されて相場が動いている感じがします
今、投資家の心理は二分していて、
インフレが天井を付けつつあり、米金利は今後下がる。ドルは下落し、株式、仮想通貨価格は底打ちへ
あるいは、
インフレがこの程度の利上げで止まるわけがなく、FRBは引き続き大幅な金利引き上げを継続。ドルは歴史的上昇へ。株価は危機的水準へ突入。仮想通貨も暴落不可避
といった感じでしょうか
個人的には現時点で、後者のシナリオを支持します
今週のTMVですが、
前述のとおり、米10年債金利が3%を割り、債券価格が大きく上昇しました
個人的に保有するTMVも、6月中旬のピークから100万円くらい下落しています
日本債券も、英ヘッジファンドが日本債券の売り仕掛けをし、一時債券価格が下落しましたが、足もと値を戻しつつあります
今、投資をするうえで非常に危険なタイミングという感じがします
個人的な目線は変わっていませんが、先週も述べたように市場は強気と弱気が両にらみしている状況にあります
歴史的にもかなり緊張感の高い局面だと思っていて、リスク資産の大暴落が近いのかもしれないし、そうはならないかもしれない
心づもりだけは怠りなくといったところでしょうか
個人として、米国経済の冷え込みを感じさせる指数が出るたびに相場が、今後も大きく揺り動かされると予想します
債券については下目線を変えていませんが、揺り戻しはあるだろうと考えます
株式市場から債券市場への資金移動。いくら資金の置き場がないからといっても、なぜよりによって債券を買いに来るのか、よく分かりませんが、
自分として考えを深くしつつあるのが、株式市場からの資金逃避
ここに注目します
以前の記事でも触れましたが、
米国株ETFの「Direxion デイリー S&P500 ベア3倍ETF(SPXS)」を主に使って、今からでも米国株の売りのポジションを作ります
株価の下げ止まり、上昇目線も出つつあるなかですが、自分としては売り目線で考えています
自分のシナリオに沿って動くことになると、リスク市場は歴史的にも最悪な展開へ向かうことになります
仮想通貨についても、
代表銘柄のビットコインはもとより、あらゆるアルトコインにいたるまで悲壮感を伴う局面に入ると思います
遠からず、誰もが市場に無関心になります
そして個人的に、それは不可避だろうと考えています