仕事、家事、勉強、日常のタスク…僕たちのまわりは、日々やらなければならないことでいっぱいです
もう、脅迫観念。ちょっとしたパニック症状になりますね
どうすれば開放されるのか。考えてみます
頭の中に「未解決事項」ができたら、なるべく素早くかたをつける
これが答えかと思いますが、そんなの当たり前だと言われそうです
問題は、未解決事項がたまって、身動きが取れなくなったときです
もう、頭の中のメモリがいっぱいでBusy状態、思考停止状態におちいることも、よくあります
そんなときは、クオリティは二の次と割り切って、スピード重視でやっつける
完璧などとんでもない、全労力の2割も使えば十分と考える
いかがでしょう
スピード重視は、まあ分かるとしても、労力2割で大丈夫なのか?
そこは、思い切って「割り切る」べきだと考えます
「パレートの法則」というものがあります
80:20の法則、ばらつきの法則とも言われます
イタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートという人が発見した、統計学にもとづく法則です
この法則をあてはめると、つまり、80%の成果は20%の労力によって生み出される
2割というと、ほとんど何も手を掛けていないように感じるかも知れません
しかし、僕たちはこれまで生きてきた経験則にもとづいて、意外にも、けっこうツボを押さえた行動をとっているものです
だから、ここで大切なのは、たとえ2割でも8割の成果を出せるんだという、つまり自分を信じられるかということ
大丈夫です
というか、たとえていねいに、慎重に作業をおこなったとしても、人間というのはどうせミスをする生き物なのです
残り80%の労力を使って、あと20%クオリティを上げようというのは、基本的には、ちょっと効率悪い
どうしても、どうしても不安ということならば、ある程度の見識を持った方にダブルチェックしてもらって、最後のツメをさらっとやる
まあ、ここまででしょう
完璧を求めるよりも、8割のクオリティであっても、むしろスピードを売りにするという考え方もある
多少、強引に感じたとしても、そこは割り切って片付けていく
これで、脳内のメモリに少し余裕を作ることができるはずです