今日は、ブランディングについて考えます
最近、セルフ・ブランディングという言葉を耳にします
ブランディングとは何か
今日は、企業ではなく、個人をブランド化するとはどういうことかについて、考えてみます
企業において、自社商品をブランド化するなどということがあると思います
ただ、ブランドという言葉を使わなくても、企業というのは昔からブランドに近い概念を大切にしてきました
それは、「のれん」といわれるものです
たとえば、江戸時代から続いているお菓子屋さん
創業から、現在にいたるまで積み重ねてきた、お客様との信頼が今現在も続いている
まさに、ブランドですね
企業にとっては、何物にも変えがたい財産ということになります
お客様は、長い歴史に裏付けられた信頼にもとづいて、安心感を得ます
お菓子を贈られた先様も、このお菓子屋さんのお菓子ならば間違いないと、喜んでいただけます
では、個人において、ブランド化は可能なのでしょうか
私たちは、生まれてから今まで、生活してきました
環境に個人差はあれど、社会生活を送ってきたのです
社会生活とは、人と人との信頼で成り立っています
つまり、僕にもあなたにも、他社からの信頼の蓄積があると考えられます
私たちには、個々に見合ったブランドが、すでに備わっているのです
ここから私たちが考えていくのは、「ブランドの磨き上げ」です
私たちが、人生において、どうありたいのか考えるとき、つまり人生の目的について考えたとき、誰かのために役立ちたいとは考えていないでしょうか?
誰かのために役立つとき、私たちは、信頼を得ることができる
その積み重ねこそが、まさに私たちのブランドなのだと思っています