Another skyを探す旅

激変する世界を生きるヒント。それは自分の足元にある

本当に危険なのは、みんなが楽観論に浸っているタイミング。


ここブログでは毎週月曜日に個人的な投資の振り返りをしています。

ご自身の投資は自己責任にてお願いします。



先週の仮想通貨市場は、概ね穏やかな推移でした。

もっとも、先々週に大きく値を下げて投資家が一斉に弱気になったところですので、いつ上下に動き出すか。動くとすれば比較的大きな動きになる気がします。

仮想通貨の投資家は引き続き、市場の動向を注視する必要があります。



先週の話題といえば、FRBジャクソンホール会議でしょうか。

ジャクソンホール会議というのは、毎年アメリカのワイオミング州にあるジャクソンホールを舞台にする、経済政策に関する国際的な会議のことです。

米連邦準備制度理事会FRBのパウエル議長はじめ、日銀の植田総裁など各国中央銀行の関係者や経済学者、金融業界のリーダーなどが参加します。


特に、FRBのパウエル議長が行う基調講演は注目され、その後の市場に大きな影響を与えます。

今回の会議でも、引き続き政策金利の引き上げが示唆され、いまだにインフレが根強いことを印象付けました。


パウエル議長は景気の楽観論を強調しますが、投資家の思いはちょっと違っていて、大規模なリセッションが近いのではないかという意見も多い。
しかし投資家が悲観論を意識している間は、意外と相場は耐える場合も多いです。

本当にまずいのは、多くの投資家が楽観論に振り始めたとき。これこそが暴落タイミングとしては危険です。

ダウントレンドを維持する株式市場や仮想通貨市場ですが、まだ本当の衝撃というほどでもない。

投資家がみんな浮かれているタイミングこそが、足元からさらわれる最悪の危険時間だという認識は持っておいて良い気がします。