我々というのは、日々の平穏、安心を得たいと思っています。当然です
しかし一方で、人間は心のどこかで「不安になりたい」という感情も持ち合わせている。それもまた事実なのです
今、周りには「不安」になるための、うってつけのコンテンツで溢れています
例えば、
いまだにくすぶるコロナウイルス
世界的な経済の懸念
など
特に日本は、
ロシアや中国、北朝鮮といった核保有国に周囲を囲まれている。国防上の懸念も高まっています
加えて、
少子高齢化問題や、失われた30年を経て顕在化した経済的地盤沈下という深刻な課題も山積です
不安を感じるには最高の環境が整っています苦笑
不安というのは、そもそも人間が危機から退避するための防衛本能
たしかにそうなのかも知れない
しかし、とはいえ過度な不安は我々を苦しめます
不安は、行動へのエネルギーになる
それは事実かもしれません
しかし逆もあるはず
不安を抱えすぎると身動きが取れなくなる。そのような経験を持つ人も多いでしょう
人間の身体は、口にする食べ物からつくられる
そして我々の思考は、目耳にする情報からつくられる
とすれば、
健全な思考を維持するために、良質な情報を取り入れることに意識を向ける
言い換えると、
「いる」情報と「いらない」情報を、自分なりに選別する
身体をととのえるために、食べ物を選んで生きる
精神をととのえるために、情報を選んで生きる
苦しんでいる人も多いでしょう
ちょっとひどい今の時代を乗り切るために、心身両方で自分をととのえていく意識が大切な気がします。日々、少しずつです