僕たちに与えられた時間は有限なので、人生で何もかもできるというわけではないです
言葉遊びをするつもりもないですが、「戦略」とは、戦うときに何かを略すること
戦時において、最大の戦果を得るためにそんなシナリオを組むか
何を捨てることが必要か、これを考える
繰り返しますが、時間という資源は有限なので、いかに有効に運用するかが大切なのだと思います
では、どんなシナリオを組み、何を捨てるか?
今の時代、自分を成長させたいと考えるなら、苦手なものはとりあえず捨て、得意なもの、興味があるものに傾注するほうがいいのではないでしょうか?
今日は、苦手なものを捨てることについて考えます
努力が続かない理由
よく、物事が継続できない。努力が続かないということが起こります
三日坊主ならまだ良いほうで、一日しか続かないこともありますね
そんなとき考えるのは、
そもそも何を努力しようとしていたのか
これを振り返ることが大切と思っています
苦手なことを続けるというのは、苦しみ以外の何物でもありません
一日なら、なんとかできるかもしれない
でも、続けては、無理
これ、誰でも、すごく当たり前ではないでしょうか?
自分の得意そうなこと、興味があること、楽しそうなこと。これにフォーカスし、継続し、自分にとっての本当の得意分野に育てていく
そんなことで、良いのではないでしょうか
ただし、人生の時間は有限なので、苦手なものに取り組む時間は後回しにする
それが、人生の戦略になると考えます
何もかも手は出せない
資産運用の世界で「分散投資」というと、リスクを分散しているようで耳ざわりが良いのですが、問題もあります
あまりに銘柄を増やしすぎると、今度は管理できなくなるという弊害が起こります
リスクを抑えるということは、リターンも抑えることにもなります
良い面と、問題点、二律背反なのですね
そもそも人間には、管理できる範囲内というものがあるのです
何事も、自分が扱える適量を知ることが大切なのではないか?
そんなことを考えます
話はそれましたが、何かに取り組もうというとき、まず自分の得意なものからやってみる
それも、あまり分散しない
人には必ず苦手があるもの
どんな人であっても、苦手なことはありますね
苦手なことが足を引っ張り、悔しい思いをすることが、これまでもあったかも知れませんね
ただ、
そんな時というのは、流されるままに、自分の苦手分野で戦おうとしていなかったか
流される、というのは、相手のペースにであったり、その場の雰囲気にであったりです
おそらくそんな状況下、自分の主体性などというものは保てていないでしょうね
そんな時は、逃げる。逃げることも、重要な戦略です
苦手なことには手を触れない
そして、持てるリソースを、得意を磨くことに投入する
いつか苦手を克服したいと思う日が来るかもしれません
克服することで、さらに自分が輝くことにつながるかもしれない
ただ、それまでの間は、
人生でやりたいこと、伸ばしたいことを定めたら、あまり余計なことは考えず、まず一点集中で現状を切り開いていくことが有効だと思いますが、いかがでしょうか?